返済が苦しいときの選択肢の一覧|金利と特徴で比較

執筆者:

カテゴリ:

返済が苦しいに分類される11項目を、金利と特徴で比較できるようまとめました。

返済が苦しいの一覧

項目 金利 特徴
過払い金 法定利率を超えて払った利息の返還請求。
給与の差押え 裁判所の手続きを経て、給与の一部が債権者に直接支払われる状態。原則4分の1まで。
住居確保給付金 離職や収入減で家賃が払えないときに、自治体が家賃相当額を家主へ支払う制度。貸付ではない。
生活福祉資金貸付 年0.0〜1.5% 低所得世帯や高齢者世帯を対象にした公的な貸付。無利子または低利で借りられる。
特定調停 0〜10,000円 簡易裁判所の仲介で返済条件を話し合う。
時効の援用 0〜50,000円 最後の返済から5年(または10年)が過ぎた債務について、時効を主張して消滅させる手続き。
任意整理 20,000〜150,000円 債権者と直接交渉して将来利息をカットする。
闇金 年365.0〜1825.0% 貸金業の登録をせずに営業する違法な業者。10日で1割(年365%)などの金利を取る。
債務整理 0〜500,000円 返済の負担を法的に軽くする手続きの総称。
個人再生 300,000〜600,000円 借金を大幅に減らし分割で返す手続き。
自己破産 300,000〜800,000円 返済義務を免除してもらう手続き。

ひとつずつ見る

過払い金

。法定利率を超えて払った利息の返還請求。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:完済から10年で時効になる。

過払い金の詳細を見る

給与の差押え

。裁判所の手続きを経て、給与の一部が債権者に直接支払われる状態。原則4分の1まで。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:勤務先に裁判所から通知が届きます。ここまで来る前に相談すれば避けられる手段があります。

給与の差押えの詳細を見る

住居確保給付金

。離職や収入減で家賃が払えないときに、自治体が家賃相当額を家主へ支払う制度。貸付ではない。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:収入と資産の要件があります。原則3か月(延長で最大9か月)です。自立相談支援機関が窓口です。

住居確保給付金の詳細を見る

生活福祉資金貸付

年0.0〜1.5%。低所得世帯や高齢者世帯を対象にした公的な貸付。無利子または低利で借りられる。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:連帯保証人の有無で金利が変わります。申込から入金まで時間がかかります。

生活福祉資金貸付の詳細を見る

特定調停

0〜10,000円。簡易裁判所の仲介で返済条件を話し合う。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:自分で申し立てれば費用を抑えられる。

特定調停の詳細を見る

時効の援用

0〜50,000円。最後の返済から5年(または10年)が過ぎた債務について、時効を主張して消滅させる手続き。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:援用の前に一部でも支払うと時効が振り出しに戻ります。裁判を起こされている場合も期間が延びます。

時効の援用の詳細を見る

任意整理

20,000〜150,000円。債権者と直接交渉して将来利息をカットする。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理の詳細を見る

闇金

年365.0〜1825.0%。貸金業の登録をせずに営業する違法な業者。10日で1割(年365%)などの金利を取る。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:違法な貸付は元金を含めて返済義務がないと判断された裁判例があります。ひとりで抱えず警察と弁護士へ。

闇金の詳細を見る

債務整理

0〜500,000円。返済の負担を法的に軽くする手続きの総称。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:任意整理・個人再生・自己破産などがある。

債務整理の詳細を見る

個人再生

300,000〜600,000円。借金を大幅に減らし分割で返す手続き。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:住宅を残せる場合がある。

個人再生の詳細を見る

自己破産

300,000〜800,000円。返済義務を免除してもらう手続き。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

注意:一定の財産は処分される。職業制限が一時的にかかる。

自己破産の詳細を見る

返済が苦しいは全体のなかでどのあたりか

このサイトで扱っている8分類を金利の中央値で並べると、返済が苦しいは1番目です。分類ごとに水準が違うので、まずどの分類を見るべきかを決めると迷いません。

分類 項目数 金利の中央値
返済が苦しい 11 年1825.0%
カード 15 年100.0%
返済 5 年55.0%
制度 5 年20.0%
支払い方法 5 年18.0%
借りる 18 年15.0%
まとめる 2 年15.0%
審査 8 年15.0%

返済が苦しいには11項目あります。金利の水準はこのサイトでもっとも高い分類です。

数字で見る返済が苦しい

返済が苦しいには11項目あり、金利が分かっているのは8項目です。もっとも小さいのが生活福祉資金貸付(年0.0〜1.5%)、中央にあたるのが闇金(年365.0〜1825.0%)、もっとも大きいのが自己破産(300,000〜800,000円)で、上下に5333.3倍の開きがあります。

水準 項目 金利 向いている場面
もっとも小さい 生活福祉資金貸付 年0.0〜1.5% 返済が続けられなくなった場合
中央 闇金 年365.0〜1825.0% 返済が続けられなくなった場合
もっとも大きい 自己破産 300,000〜800,000円 返済が続けられなくなった場合

同じ返済が苦しいのなかでこれだけ差が出るのは、含まれるものと条件が違うためです。金額や数字だけを横に並べても比べたことになりません。何が含まれていて何が別なのかを、項目ごとに確認してください。

返済が苦しいで迷ったときの見分け方

返済が苦しいのなかから選ぶとき、判断が分かれるのは次の3点です。

生活福祉資金貸付を選ぶ場合

低所得世帯や高齢者世帯を対象にした公的な貸付。無利子または低利で借りられる。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。注意点は連帯保証人の有無で金利が変わります。申込から入金まで時間がかかります。

闇金を選ぶ場合

貸金業の登録をせずに営業する違法な業者。10日で1割(年365%)などの金利を取る。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。注意点は違法な貸付は元金を含めて返済義務がないと判断された裁判例があります。ひとりで抱えず警察と弁護士へ。

自己破産を選ぶ場合

返済義務を免除してもらう手続き。

向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。注意点は一定の財産は処分される。職業制限が一時的にかかる。

返済が苦しいについてよく調べられていること

生活福祉資金貸付とはどういうものですか?

低所得世帯や高齢者世帯を対象にした公的な貸付。無利子または低利で借りられる。金利の目安は年0.0〜1.5%です。

関係する制度は社会福祉協議会です。審査あり。連帯保証人の有無で金利が変わります。申込から入金まで時間がかかります。

闇金とはどういうものですか?

貸金業の登録をせずに営業する違法な業者。10日で1割(年365%)などの金利を取る。金利の目安は年365.0〜1825.0%です。

関係する制度は無登録営業(違法)です。審査なし。違法な貸付は元金を含めて返済義務がないと判断された裁判例があります。ひとりで抱えず警察と弁護士へ。

自己破産とはどういうものですか?

返済義務を免除してもらう手続き。費用の目安は300,000〜800,000円です。

関係する制度は裁判所を通すです。一定の財産は処分される。職業制限が一時的にかかる。

このページに出てくる用語

用語 意味
債務整理 返済が難しくなったときに法的な手続きで負担を減らすこと。任意整理・個人再生・自己破産がある。
過払い金 利息制限法の上限を超えて払った利息。条件を満たせば返還請求できる。
法テラス 国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。