おまとめローンの金利と費用の相場を整理しました。数字を確認したうえで判断するための記事です。
おまとめローンの基本情報
| 分類 |
まとめる |
| 金利 |
年3.0〜15.0% |
| 審査 |
審査あり |
| 関係する制度 |
総量規制の例外 |
| 月間検索数 |
約27,100回 |
金利の目安
おまとめローンの金利は年3.0〜15.0%が目安です。返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
借入額ごとの利息
年15.0%で借りた場合、1年間の利息の目安は次のとおりです(元金を減らさずに1年間借りた場合の単純計算)。
| 借入額 |
年利率 |
1年間の利息の目安 |
| 100,000円 |
年15.0% |
約15,000円 |
| 300,000円 |
年15.0% |
約45,000円 |
| 500,000円 |
年15.0% |
約75,000円 |
| 1,000,000円 |
年15.0% |
約150,000円 |
実際には返済にともなって元金が減るため、利息はこれより少なくなります。毎月の返済額を増やせば、支払う利息の総額は減ります。
返済シミュレーション
年15.0%(上限金利)で借りた場合の毎月の返済額と総額の試算です。元利均等返済で計算しています。
| 借入額 |
返済回数 |
毎月の返済 |
返済総額 |
うち利息 |
| 300,000円 |
12回 |
27,077円 |
324,924円 |
24,924円 |
| 300,000円 |
36回 |
10,400円 |
374,400円 |
74,400円 |
| 500,000円 |
24回 |
24,243円 |
581,832円 |
81,832円 |
| 500,000円 |
60回 |
11,895円 |
713,700円 |
213,700円 |
| 1,000,000円 |
36回 |
34,665円 |
1,247,940円 |
247,940円 |
| 1,000,000円 |
60回 |
23,790円 |
1,427,400円 |
427,400円 |
返済回数を増やすと毎月の負担は軽くなりますが、支払う利息の総額は増えます。同じ借入額でも回数が倍になると利息はおおむね倍になります。
実際の返済額は各社の計算方法や返済方式によって異なります。契約前に必ず各社のシミュレーションで確認してください。
確認しておきたいこと
- 一本化後の金利が現状より低いかを確認する
- 返済期間が延びると利息総額は増える
- 手数料を含めた総額で比べる
- 完済までの期日を明確にする
関係する法律
おまとめローンは総量規制の例外として扱われる商品があります。ただし各社の審査基準は別に存在します。
どれくらい調べられているか
おまとめローンは月におよそ27,100回検索されています。本サイトで検索数を計測した37項目のなかで12番目です。
広告のクリック単価は9.1ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。
検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。
関心の大きさが近い項目
おまとめローンと検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。
| 項目 |
分類 |
月間検索数 |
金利 |
| 債務整理 |
返済が苦しい |
27,100 |
0〜500,000円 |
| ブラックリスト |
審査 |
22,200 |
無料 |
| マイル |
カード |
33,100 |
無料 |
| 金利の計算 |
返済 |
33,100 |
無料 |
どういうものか
複数の借入を一本化する商品。
向いているケース
条件を比べて選びたい場合に向いています。
借りる前に確認すること
- 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
- 返済総額(元金+利息)で比べる。月々の額だけで判断しない
- 複数社の条件を同じ借入額・同じ期間で並べて比べる
- 繰上返済に手数料がかかるかを確認する
よくある誤解
「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い
貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。
「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない
月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。
「ブラックリスト」という名簿は存在しない
実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。
条件によって変わるところ
銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。
確認・相談できるところ
おまとめローンについて判断に迷う場合、次のところで確認できます。
| 窓口 |
確認できること |
| 法テラス |
借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料 |
| 消費生活センター(188) |
契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談 |
| 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター |
貸金業者に関する相談と苦情 |
| 各社のコールセンター |
返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い |
よくある質問
おまとめローンの金利はどれくらいですか?
年3.0〜15.0%が目安です。返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
おまとめローンはどんなときに向いていますか?
条件を比べて選びたい場合に向いています。複数の借入を一本化する商品。
この項目のまとめ
- 金利の目安は年3.0〜15.0%
- 審査は審査あり
- 月間検索数は約27,100回
返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
まとめるの関連項目
おまとめローンについて実際によく調べられていること
検索されている質問のうち、おまとめローンに関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。
おまとめローンとはどういうものですか?
複数の借入を一本化する商品。金利の目安は年3.0〜15.0%です。
関係する制度は総量規制の例外です。審査あり。返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
おまとめローンを選ぶときはどの数字を見ればいいですか?
見るべき数字は3つです。おまとめローンの金利は年3.0〜15.0%です。
| 見る数字 |
なぜ見るのか |
確認する場所 |
| 上限金利 |
実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない |
公式サイトの表示と契約書面 |
| 返済総額(費用総額) |
毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる |
各社のシミュレーション |
| いつ終わるか |
期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない |
返済回数・完済予定日 |
複数の借入を一本化する商品。返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
おまとめローンはどれくらい調べられていますか?
おまとめローンの月間検索数は約27,100回、広告のクリック単価は約9.1ドルです。クリック単価が低めなので、検索結果は比較的、情報を整理した記事が上位に来やすい分野です。
広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。金利は「年3.0〜15.0%」のように幅で示されますが、実際に適用されるのは審査結果によります。下限の数字だけで判断しないでください。
おまとめローンのあとに追加で借りてもいいですか?
まとめたあとに元の借入先を使って再び借りると、借入総額はまとめる前より増えます。これがもっとも多い失敗です。
まとめると同時に、元のカードやローン契約は解約してください。契約が残っていると、枠が空いた状態になり、いつでも借りられてしまいます。返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
おまとめローンで気をつけることは何ですか?
返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
複数の借入を一本化する商品。判断するときは、①総額でいくら払うか、②いつまでに終わるか、③途中で条件が変わらないか、の3点を確認してください。毎月の負担額だけを見ると、期間が延びた分の利息が見えません。
上限金利で見たおまとめローンの位置
上限金利が分かっている16項目を小さい順に並べると、おまとめローン(年15.0%)は下から6番目、全体の31%の位置にあります。中央値は年15.0%、いちばん小さいものが年2.0%、いちばん大きいものが年20.0%です。
| 水準 |
上限金利 |
該当 |
| もっとも小さい |
年2.0% |
住宅ローン |
| 下から4分の1 |
年14.8% |
— |
| 中央値 |
年15.0% |
— |
| おまとめローン |
年15.0% |
全体の31%の位置 |
| 上から4分の1 |
年18.0% |
— |
| もっとも大きい |
年20.0% |
利息制限法 |
中間の帯に入ります。この帯は中間の帯です。金利と手続きの早さのつり合いを取った条件になっています。
上限金利がすぐ隣にあるのはフリーローン(年15.0%)と借換えローン(年15.0%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。
おまとめローンを決める前に確認すること
あとから「聞いていない」となりやすい点を4つ並べました。上から順に確認してください。
| 確認すること |
見るポイント |
| 総額でいくら払うか |
上限金利は年15.0%です。毎月の返済額ではなく、返済総額で比べてください。 |
| 相談先を知っておく |
返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。 |
| 注意点 |
返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。 |
| 関係する制度 |
おまとめローンは総量規制の例外です。 |
つまずきやすいところと、その避け方
注意点を読み飛ばす
返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。
避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。
毎月の負担だけを見る
返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。期間が延びれば、金利が下がっても総額は増えることがあります。
避け方:「いまの返済総額」と「まとめたあとの返済総額」を並べて比べてください。
相談先を知らないまま抱え込む
返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。
避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。
このページに出てくる用語
| 用語 |
意味 |
| 総量規制 |
貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する仕組み。銀行のローンや住宅ローン・自動車ローンは対象外。 |
| 繰上返済 |
約定返済とは別に元金を前倒しで返すこと。利息の総額を減らせる。 |
| 法テラス |
国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。 |
| 信用情報 |
個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。 |
※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。