任意整理の費用はいくら?金額の目安と内訳

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任意整理にかかる費用の目安と内訳を整理しました。金額を確認したうえで判断するための記事です。

任意整理の基本情報

分類 返済が苦しい
費用 20,000〜150,000円
関係する制度 裁判所を通さない
月間検索数 約18,100回

費用の目安

任意整理の費用は20,000〜150,000円が目安です。1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理を決める前に確認すること

  • 放置するほど選択肢は減る
  • 手続きごとに費用と期間が異なる
  • 住宅を残せる手続きもある
  • 無料で相談できる窓口がある

任意整理に関わる法律

債務整理は法律にもとづく手続きです。弁護士または認定司法書士が代理できます。受任通知が届いた時点で取り立ては止まります。

「返済が苦しい」のなかでの位置づけ

「返済が苦しい」のうち金利が分かっている8項目を順に並べると、任意整理は4番目です。この分類の中央値は年365.0〜1825.0%で、任意整理はそれより低い側にあります。

もっとも金利が低いのは生活福祉資金貸付(年0.0〜1.5%)、高いのは自己破産(300,000〜800,000円)です。上下で約5333.3倍の開きがあります。

「返済が苦しい」の14項目を並べる

返済が苦しいに分類される項目を並べました。単位は項目ごとに違います(年利・年会費・手数料など)。任意整理の位置づけを確かめてください。

項目 目安 特徴
過払い金 法定利率を超えて払った利息の返還請求。
給与の差押え 裁判所の手続きを経て、給与の一部が債権者に直接支払われる状態。原則4分の1まで。
住居確保給付金 離職や収入減で家賃が払えないときに、自治体が家賃相当額を家主へ支払う制度。貸付ではない。
代位弁済 返済できなくなった債務を保証会社が肩代わりすること。以後の請求先は保証会社になる。
多重債務の相談窓口 日本貸金業協会・消費生活センター(188)・法テラス・自治体の窓口が相談を受け付けている。
家計改善支援事業 自治体が家計の見直しを一緒に行う制度。収支の整理から公的な制度の案内まで受けられる。
生活福祉資金貸付 年0.0〜1.5% 低所得世帯や高齢者世帯を対象にした公的な貸付。無利子または低利で借りられる。
特定調停 0〜10,000円 簡易裁判所の仲介で返済条件を話し合う。
時効の援用 0〜50,000円 最後の返済から5年(または10年)が過ぎた債務について、時効を主張して消滅させる手続き。
任意整理 20,000〜150,000円 債権者と直接交渉して将来利息をカットする。
闇金 年365.0〜1825.0% 貸金業の登録をせずに営業する違法な業者。10日で1割(年365%)などの金利を取る。
債務整理 0〜500,000円 返済の負担を法的に軽くする手続きの総称。
個人再生 300,000〜600,000円 借金を大幅に減らし分割で返す手続き。
自己破産 300,000〜800,000円 返済義務を免除してもらう手続き。

任意整理はどれくらい調べられているか

任意整理は月におよそ18,100回検索されています。本サイトで検索数を計測した79項目のなかで25番目です。

広告のクリック単価は18.48ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

任意整理と同じくらい調べられている項目

任意整理と検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。

項目 分類 月間検索数 金利・費用
JICC 審査 18,100 500〜1,500円
ゴールドカード カード 18,100 2,000〜30,000円
プラチナカード カード 18,100 20,000〜150,000円
リボ払い 支払い方法 18,100 年12.0〜18.0%

任意整理はどういうものか

債権者と直接交渉して将来利息をカットする。

任意整理が向いているケース

返済が続けられなくなった場合に向いています。

借りる前に確認すること

  • 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
  • 返済総額(元金+利息)で比べる。月々の額だけで判断しない
  • 複数社の条件を同じ借入額・同じ期間で並べて比べる
  • 繰上返済に手数料がかかるかを確認する

任意整理について誤解されやすいこと

「債務整理をすると一生借りられない」ではない

信用情報の記録は概ね5〜7年で消えます。期間が過ぎれば新たな契約は可能です。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

「相談は費用がかかるから後回し」ではない

法テラスは収入条件を満たせば無料相談を受けられます。消費生活センター(188)と自治体の窓口も無料です。

任意整理の条件で動く部分

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

任意整理を確認・相談できるところ

任意整理について判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

任意整理について、よく聞かれること

任意整理の費用はどれくらいかかりますか?

20,000〜150,000円が目安です。1社あたり2万〜5万円が目安。

「返済が苦しい」のなかで任意整理の費用は高いほうですか?

「返済が苦しい」のうち費用が分かっている6項目を低い順に並べると任意整理は3番目です。もっとも低いのは特定調停(0〜10,000円)、高いのは自己破産(300,000〜800,000円)です。

任意整理はどんなときに向いていますか?

返済が続けられなくなった場合に向いています。債権者と直接交渉して将来利息をカットする。

任意整理について分かったこと

  • 金利の目安は20,000〜150,000円
  • 審査は
  • 月間検索数は約18,100回

1社あたり2万〜5万円が目安。

「返済が苦しい」の関連項目

任意整理について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、任意整理に関係するものを6件取り上げて、このページのデータで答えます。

任意整理とはどういうものですか?

債権者と直接交渉して将来利息をカットする。費用の目安は20,000〜150,000円です。

関係する制度は裁判所を通さないです。1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理を選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限の費用 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

債権者と直接交渉して将来利息をカットする。1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理はどれくらい調べられていますか?

任意整理の月間検索数は約18,100回、広告のクリック単価は約18.48ドルです。クリック単価が低めなので、検索結果は比較的、情報を整理した記事が上位に来やすい分野です。

広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。「無料」「実質0円」といった表示には条件がついていることがあります。条件を満たさない場合にいくらになるかを確認してください。

任意整理は誰に相談すればいいですか?

弁護士または司法書士です。扱える金額の範囲が違うため、借入総額が大きい場合は弁護士になります。

相談先 内容 費用
法テラス 収入条件を満たせば無料相談(3回まで)、費用の立替も可能 条件により無料
弁護士・司法書士 手続きの代理。受任通知を出した時点で督促が止まる 20,000〜150,000円
消費生活センター(188) どこに相談すべきか分からない段階の振り分け 無料

「必ず減額できる」「今すぐ電話を」といった広告には注意してください。手続きの選択は状況によって変わります。まず法テラスか消費生活センターで振り分けてもらうのが確実です。

任意整理で気をつけることは何ですか?

先に押さえておきたいのは次の点です。1社あたり2万〜5万円が目安。

債権者と直接交渉して将来利息をカットする。返済が続けられない状態は、時間が経つほど選べる手段が減ります。督促が始まる前に相談するほうが、残っている選択肢は多くあります。

任意整理と債務整理はどう違いますか?

同じ「返済が苦しい」に分類される2つを並べます。

任意整理 債務整理
費用 20,000〜150,000円 0〜500,000円
審査
関係する制度 裁判所を通さない 弁護士・司法書士
特徴 債権者と直接交渉して将来利息をカットする。 返済の負担を法的に軽くする手続きの総称。
注意点 1社あたり2万〜5万円が目安。 任意整理・個人再生・自己破産などがある。

返済が続けられなくなった場合という場合は任意整理、そうでなければ債務整理という分け方になります。

月間検索数(関心の大きさ)で見た任意整理の位置

どれだけ調べられているかで並べます。月間検索数(関心の大きさ)が分かっている79項目を小さい順に並べると、任意整理(約18,100回/月)は下から53番目、全体の66%の位置にあります。中央値は約6,600回、いちばん小さいものが約90回、いちばん大きいものが約301,000回です。

水準 月間検索数(関心の大きさ) 該当
もっとも小さい 約90回 多重債務の相談窓口
下から4分の1 約1,600回
中央値 約6,600回
任意整理 約18,100回 全体の66%の位置
上から4分の1 約22,200回
もっとも大きい 約301,000回 クレジットカード

中間の帯に入ります。金利と手続きの早さのつり合いを取った条件になっています。

月間検索数(関心の大きさ)がすぐ隣にあるのはリボ払い(約18,100回/月)と後払い決済(約18,100回/月)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

任意整理を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
総額でいくら払うか 費用は20,000〜150,000円です。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
注意点 1社あたり2万〜5万円が目安。
関係する制度 任意整理は裁判所を通さないです。
費用が用意できるか 法テラスの民事法律扶助を使えば、条件を満たすことで費用の立替が受けられます。

任意整理でつまずきやすいところと、その避け方

注意点を読み飛ばす

1社あたり2万〜5万円が目安。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

「必ず減額できる」という広告に飛びつく

手続きの選択は状況によって変わります。断定的な広告は、費用の説明が後回しになっていることがあります。

避け方:まず法テラスか消費生活センター(188)で振り分けてもらってください。

任意整理を調べるときに出てくる言葉

用語 意味
信用情報 個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。
代位弁済 返済できなくなった債務を保証会社が肩代わりすること。信用情報に記録が残る。
繰上返済 約定返済とは別に元金を前倒しで返すこと。利息の総額を減らせる。

「返済が苦しい」の14項目を1枚の表で見る

任意整理を含む返済が苦しいの全14項目を、金利・費用・審査・関係する制度・向く場合で並べました。金利の小さい順です。横並びにすると、任意整理がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

金利・費用 審査 関係する制度 向く場合
過払い金 時効あり 返済が続けられなくなった場合
給与の差押え 民事執行法 返済が続けられなくなった場合
住居確保給付金 審査あり 生活困窮者自立支援法 返済が続けられなくなった場合
代位弁済 返済が続けられなくなった場合
多重債務の相談窓口 公的機関 返済が続けられなくなった場合
家計改善支援事業 審査あり 生活困窮者自立支援法 返済が続けられなくなった場合
生活福祉資金貸付 年0.0〜1.5% 審査あり 社会福祉協議会 返済が続けられなくなった場合
特定調停 0〜10,000円 裁判所を通す 返済が続けられなくなった場合
時効の援用 0〜50,000円 民法 返済が続けられなくなった場合
任意整理 20,000〜150,000円 裁判所を通さない 返済が続けられなくなった場合
闇金 年365.0〜1825.0% 審査なし 無登録営業(違法) 返済が続けられなくなった場合
債務整理 0〜500,000円 弁護士・司法書士 返済が続けられなくなった場合
個人再生 300,000〜600,000円 裁判所を通す 返済が続けられなくなった場合
自己破産 300,000〜800,000円 裁判所を通す 返済が続けられなくなった場合

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。任意整理の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

任意整理と水準が近い項目

分類をまたいで、金利が任意整理(20,000〜150,000円)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 金利 特徴
時効の援用 返済が苦しい 0〜50,000円 最後の返済から5年(または10年)が過ぎた債務について、時効を主張して消滅させる手続き。
債務整理 返済が苦しい 0〜500,000円 返済の負担を法的に軽くする手続きの総称。
個人再生 返済が苦しい 300,000〜600,000円 借金を大幅に減らし分割で返す手続き。
自己破産 返済が苦しい 300,000〜800,000円 返済義務を免除してもらう手続き。
特定調停 返済が苦しい 0〜10,000円 簡易裁判所の仲介で返済条件を話し合う。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。時効の援用と任意整理は数字の上では近くても、同じ分類のなかでの違いになります。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

任意整理より軽いもの・重いもの

任意整理を真ん中に置いて、金利が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

任意整理より軽い2項目

項目 分類 金利 任意整理との差
時効の援用 返済が苦しい 0〜50,000円 −100,000
特定調停 返済が苦しい 0〜10,000円 −140,000

任意整理より重い3項目

項目 分類 金利 任意整理との差
債務整理 返済が苦しい 0〜500,000円 +350,000
個人再生 返済が苦しい 300,000〜600,000円 +450,000
自己破産 返済が苦しい 300,000〜800,000円 +650,000

ひとつ隣に動かすと、金利は下側で−100,000、上側で+350,000動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

任意整理のデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

費用:20,000〜150,000円

費用の目安です。条件によって上下します。

審査:—

審査という手続きが関係しない項目です。

関係する制度:裁判所を通さない

制度の詳細は所管の官庁や各社の案内で確認してください。

向いている場合:返済が続けられなくなった場合

当てはまらないのに選ぶと、条件の悪いほうを選んだことになります。

注意点:1社あたり2万〜5万円が目安。

ここが実際にいちばん問題になる部分です。契約書面で該当する条項を確認してください。

「返済が苦しい」のほかの項目を短く見る

任意整理と同じ返済が苦しいにある項目を、金利の順にひとつずつ。任意整理が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

過払い金(—)

法定利率を超えて払った利息の返還請求。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−150,000。完済から10年で時効になる。

給与の差押え(—)

裁判所の手続きを経て、給与の一部が債権者に直接支払われる状態。原則4分の1まで。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−150,000。勤務先に裁判所から通知が届きます。ここまで来る前に相談すれば避けられる手段があります。

住居確保給付金(—)

離職や収入減で家賃が払えないときに、自治体が家賃相当額を家主へ支払う制度。貸付ではない。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−150,000。収入と資産の要件があります。原則3か月(延長で最大9か月)です。自立相談支援機関が窓口です。

代位弁済(—)

返済できなくなった債務を保証会社が肩代わりすること。以後の請求先は保証会社になる。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−150,000。信用情報に記録が残り、5年程度は新たな契約が難しくなります。一括請求に切り替わるのが一般的です。

多重債務の相談窓口(—)

日本貸金業協会・消費生活センター(188)・法テラス・自治体の窓口が相談を受け付けている。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−150,000。「必ず減額できる」とうたう広告より、まず公的な窓口で振り分けてもらうほうが確実です。

家計改善支援事業(—)

自治体が家計の見直しを一緒に行う制度。収支の整理から公的な制度の案内まで受けられる。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−150,000。貸付ではありません。自立相談支援機関が窓口です。収入の要件があります。

生活福祉資金貸付(年0.0〜1.5%)

低所得世帯や高齢者世帯を対象にした公的な貸付。無利子または低利で借りられる。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−149,850。連帯保証人の有無で金利が変わります。申込から入金まで時間がかかります。

特定調停(0〜10,000円)

簡易裁判所の仲介で返済条件を話し合う。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−140,000。自分で申し立てれば費用を抑えられる。

時効の援用(0〜50,000円)

最後の返済から5年(または10年)が過ぎた債務について、時効を主張して消滅させる手続き。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で−100,000。援用の前に一部でも支払うと時効が振り出しに戻ります。裁判を起こされている場合も期間が延びます。

闇金(年365.0〜1825.0%)

貸金業の登録をせずに営業する違法な業者。10日で1割(年365%)などの金利を取る。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で+32,500。違法な貸付は元金を含めて返済義務がないと判断された裁判例があります。ひとりで抱えず警察と弁護士へ。

債務整理(0〜500,000円)

返済の負担を法的に軽くする手続きの総称。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で+350,000。任意整理・個人再生・自己破産などがある。

個人再生(300,000〜600,000円)

借金を大幅に減らし分割で返す手続き。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

任意整理との差:金利で+450,000。住宅を残せる場合がある。

任意整理の数字を自分で確かめる方法

このページに出している数字は、79項目を8分類に整理したデータベースから引いています。任意整理だけを個別に調べて書いたものではなく、全79項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
任意整理の金利 公表値や一般に知られている水準の目安 各社の公式サイトと契約書面で、適用される条件を確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 法令の要件は金融庁・日本貸金業協会の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

任意整理にするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

返す原資と時期がはっきりしているか

使う前に総額がいくらになるかを確認してください。

「いいえ」なら:返済の目処が立たないなら、借りるのではなく相談する場面です。法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)が窓口です。

毎月ではなく総額で比べたか

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。毎月の負担だけで選ぶと、支払う総額は増えます。

「いいえ」なら:各社のシミュレーションで返済総額と返済回数を出して、比べ直してください。同じ条件を入れて並べるのが確実です。

上限の条件で計算したか

表示は20,000〜150,000円という幅です。初回の契約では上限に近い条件が適用されることが多いところです。

「いいえ」なら:上限で計算して返せないなら、借入額を下げるか、別の手段を検討してください。下限で計算した見通しは、たいてい外れます。

任意整理について、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを5件足しました。

任意整理について正しい情報はどこで確認できますか?

広告ではなく、一次情報にあたってください。任意整理に関係するのは次の窓口です。

確認したいこと 公的な窓口
法令・制度(総量規制、上限金利) 金融庁、日本貸金業協会
自分の借入と返済の記録 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(本人開示)
契約や取り立てのトラブル 消費生活センター(188)
返済が続けられないとき 法テラス(収入条件を満たせば無料相談)

各社の条件は公式サイトと契約書面が一次情報です。比較サイトの表示は更新が遅れることがあるため、申し込む前に必ず公式で確認してください。

任意整理で失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 自分の信用情報を開示して確認する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理をするといくらかかりますか?

任意整理の費用の目安は20,000〜150,000円です。裁判所を通さないに依頼する手続きです。債権者と直接交渉して将来利息をカットする。

費用を用意できない場合でも、法テラスの民事法律扶助を使えば、収入と資産の条件を満たすことで費用の立替が受けられます。立て替えられた費用は原則として月5,000〜1万円の分割で返します。まず法テラスに相談してください。

任意整理をすると生活はどうなりますか?

共通して起きるのは、信用情報に記録が残り、5〜7年程度は新たな借入やカードの作成が難しくなることです。債権者と直接交渉して将来利息をカットする。

よくある誤解 実際
職場に知られる 原則として通知されない。ただし給与の差押えが先行している場合は別
家族にも記録が残る 信用情報は個人単位。家族の記録には影響しない
戸籍や住民票に載る 載らない。自己破産は官報に掲載されるが、日常で見られるものではない
全財産を失う 手続きによる。生活に必要な財産は残せる範囲が定められている

1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理はいつ検討すればいいですか?

返済が続けられなくなった場合という状態になったときです。目安は、①毎月の返済のために新たに借りている、②返済額が手取り収入の3分の1を超えている、③このままだと何年で終わるか分からない、のいずれかに当てはまるときです。

早いほど選べる手段は多く残ります。延滞が続いて一括請求や差押えの段階に入ると、取れる方法が限られます。1社あたり2万〜5万円が目安。

任意整理の用語を、もう一歩詳しく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

繰上返済

約定返済とは別に元金を前倒しで返すこと。利息の総額を減らせる。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

過払い金

利息制限法の上限を超えて払った利息。条件を満たせば返還請求できる。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

代位弁済

返済できなくなった債務を保証会社が肩代わりすること。信用情報に記録が残る。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。