給与前払いサービスの金利と費用|相場を数字で確認する

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給与前払いサービスの金利と費用の相場を整理しました。数字を確認したうえで判断するための記事です。

給与前払いサービスの基本情報

分類 借りる
手数料 200〜600円
審査 審査なし
関係する制度 勤務先の制度
月間検索数 約480回

費用の目安

給与前払いサービスの費用は200〜600円が目安です。1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

確認しておきたいこと

  • 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
  • 返済総額(元金+利息)で比べる
  • 同じ借入額・同じ期間で各社を並べる
  • 繰上返済の手数料を確認する
  • 遅延したときの損害金の利率を確認する

関係する法律

貸金業者からの借入は総量規制により年収の3分の1までに制限されています。上限金利は利息制限法で借入額に応じて年15〜20%と定められています。

借りるのなかでの位置づけ

借りるに分類される18項目を金利の順に並べると、給与前払いサービスは4番目です。この分類の中央値は年2.0〜15.0%で、給与前払いサービスはそれより低い側にあります。

もっとも金利が低いのは住宅ローン(年0.3〜2.0%)、高いのは質屋(年18.0〜109.5%)です。上下で約54.8倍の開きがあります。

借りるの18項目を並べる

借りるに分類される項目を金利の順に並べました。給与前払いサービスの位置づけを確かめてください。

項目 金利 特徴
住宅ローン 年0.3〜2.0% 住宅の購入・建築に使うローン。
学資ローン 年1.0〜4.0% 教育資金に使うローン。国の教育ローンもある。
教育ローン 年2.0〜4.5% 入学金や授業料に使う目的別ローン。国(日本政策金融公庫)と民間の2系統がある。
給与前払いサービス 200〜600円 働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。
マイカーローン 年1.0〜8.0% 自動車の購入資金に使うローン。
契約者貸付 年2.0〜8.0% 生命保険の解約返戻金の範囲内で借りる制度。審査も信用情報の照会もない。
目的別ローン 年1.0〜9.0% 教育・車・リフォームなど使い道を限定したローン。
ろうきんのローン 年3.0〜9.0% 労働金庫のローン。組合員や勤労者を対象に、比較的低い金利を設定している。
銀行カードローン 年1.4〜14.8% 銀行が扱うカードローン。金利は消費者金融より低め。
フリーローン 年2.0〜15.0% 使い道が自由な証書貸付。借入は最初の一度だけ。
ブライダルローン 年3.0〜15.0% 結婚式や新生活の費用に使う目的別ローン。使途の確認書類を求められる。
医療ローン 年3.0〜15.0% 自由診療の治療費に使う目的別ローン。医療機関の提携先を使う形が多い。
不動産担保ローン 年2.0〜15.0% 所有する不動産を担保に入れて借りる。無担保より低金利で高額を借りられる。
カードローン 年1.5〜18.0% 使い道が自由な個人向け無担保ローン。
消費者金融 年3.0〜18.0% 貸金業者が扱う個人向け融資。即日融資に対応する社が多い。
即日融資 年3.0〜18.0% 申込当日に借入できる商品。
ビジネスローン 年3.0〜18.0% 事業資金に使うローン。
質屋 年18.0〜109.5% 品物を預けてお金を借りる。返さなければ品物を手放すだけで、取り立ては行われない。

どれくらい調べられているか

給与前払いサービスは月におよそ480回検索されています。本サイトで検索数を計測した64項目のなかで62番目です。

広告のクリック単価は6.16ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

関心の大きさが近い項目

給与前払いサービスと検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。

項目 分類 月間検索数 金利
繰上返済 返済 480 0〜5,500円
国際ブランド カード 390
生活福祉資金貸付 返済が苦しい 720 年0.0〜1.5%
特定調停 返済が苦しい 880 0〜10,000円

どういうものか

働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。

向いているケース

条件を比べて選びたい場合に向いています。

借りる前に確認すること

  • 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
  • 返済総額(元金+利息)で比べる。月々の額だけで判断しない
  • 複数社の条件を同じ借入額・同じ期間で並べて比べる
  • 繰上返済に手数料がかかるかを確認する

よくある誤解

「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い

貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。

「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない

月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

条件によって変わるところ

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

確認・相談できるところ

給与前払いサービスについて判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

よくある質問

給与前払いサービスの金利はどれくらいですか?

200〜600円が目安です。1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

借りるのなかでは金利は高いほうですか?

借りるの18項目を金利順に並べると給与前払いサービスは4番目です。もっとも低いのは住宅ローン(年0.3〜2.0%)、高いのは質屋(年18.0〜109.5%)です。

給与前払いサービスはどんなときに向いていますか?

条件を比べて選びたい場合に向いています。働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。

この項目のまとめ

  • 金利の目安は200〜600円
  • 審査は審査なし
  • 月間検索数は約480回

1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

借りるの関連項目

給与前払いサービスについて実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、給与前払いサービスに関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。

給与前払いサービスとはどういうものですか?

働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。費用の目安は200〜600円です。

関係する制度は勤務先の制度です。審査なし。1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

給与前払いサービスを選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限の費用 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

給与前払いサービスはどれくらい調べられていますか?

給与前払いサービスの月間検索数は約480回、広告のクリック単価は約6.16ドルです。クリック単価が低めなので、検索結果は比較的、情報を整理した記事が上位に来やすい分野です。

広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。「無料」「実質0円」といった表示には条件がついていることがあります。条件を満たさない場合にいくらになるかを確認してください。

給与前払いサービスの返済が遅れそうなときはどうすればいいですか?

遅れる前に連絡してください。事前に相談すれば、返済日の変更や返済額の調整に応じてもらえることがあります。連絡せずに放置すると、遅延損害金が発生し、信用情報に延滞の記録が残ります。

経過 起きること
返済日の翌日から 遅延損害金がかかる(通常の金利より高い)
数日〜数週間 電話・書面での督促。この段階なら相談で立て直せることが多い
2〜3ヶ月 信用情報に延滞として記録される。記録は5年程度残る
それ以降 一括返済の請求、保証会社による代位弁済、法的手続きへ進む

返済の目処が立たない場合は、早い段階で法テラスや消費生活センター(188)に相談してください。選択肢は残っているうちのほうが多くあります。

給与前払いサービスで気をつけることは何ですか?

1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。判断するときは、①総額でいくら払うか、②いつまでに終わるか、③途中で条件が変わらないか、の3点を確認してください。毎月の負担額だけを見ると、期間が延びた分の利息が見えません。

月間検索数(関心の大きさ)で見た給与前払いサービスの位置

どれだけ調べられているかで並べます。月間検索数(関心の大きさ)が分かっている64項目を小さい順に並べると、給与前払いサービス(約480回/月)は下から2番目、全体の2%の位置にあります。中央値は約8,100回、いちばん小さいものが約390回、いちばん大きいものが約301,000回です。

水準 月間検索数(関心の大きさ) 該当
もっとも小さい 約390回 国際ブランド
給与前払いサービス 約480回 全体の2%の位置
下から4分の1 約4,400回
中央値 約8,100回
上から4分の1 約27,100回
もっとも大きい 約301,000回 クレジットカード

下位4分の1に入ります。この帯は金利が低い帯です。審査に時間がかかるか、使い道や担保に条件がついていることが多いところです。

月間検索数(関心の大きさ)がすぐ隣にあるのは国際ブランド(約390回/月)と繰上返済(約480回/月)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

給与前払いサービスを決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
総額でいくら払うか 費用は200〜600円です。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
繰上返済ができるか 繰上返済に手数料がかかるか、いくらから受け付けるかを確認してください。利息の総額を減らせます。
注意点 1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。
関係する制度 給与前払いサービスは勤務先の制度です。

つまずきやすいところと、その避け方

注意点を読み飛ばす

1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

短期間に複数社へ申し込む

通らなかったときに次々と申し込むと、申込の記録が信用情報に6ヶ月残ります。「他社にも申し込んでいる」と見えるため、かえって通りにくくなります。

避け方:1社ずつ結果を見てから進めてください。落ちた理由に心当たりがなければ、先に信用情報を開示請求します。

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

このページに出てくる用語

用語 意味
総量規制 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する仕組み。銀行のローンや住宅ローン・自動車ローンは対象外。
繰上返済 約定返済とは別に元金を前倒しで返すこと。利息の総額を減らせる。
利息制限法 金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。