カードローンの金利は?相場と借入額ごとの利息の目安

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カードローンの金利の相場と、借入額ごとに利息がいくらになるかを整理しました。数字を確認したうえで判断するための記事です。

カードローンの基本情報

分類 借りる
金利 年1.5〜18.0%
審査 審査あり
関係する制度 総量規制の対象
月間検索数 約60,500回

金利の目安

カードローンの金利は年1.5〜18.0%が目安です。消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

借入額ごとの利息

年18.0%で借りた場合、1年間の利息の目安は次のとおりです(元金を減らさずに1年間借りた場合の単純計算)。

借入額 年利率 1年間の利息の目安
100,000円 年18.0% 約18,000円
300,000円 年18.0% 約54,000円
500,000円 年18.0% 約90,000円
1,000,000円 年18.0% 約180,000円

実際には返済にともなって元金が減るため、利息はこれより少なくなります。毎月の返済額を増やせば、支払う利息の総額は減ります。

返済シミュレーション

年18.0%(上限金利)で借りた場合の毎月の返済額と総額の試算です。元利均等返済で計算しています。

借入額 返済回数 毎月の返済 返済総額 うち利息
300,000円 12回 27,504円 330,048円 30,048円
300,000円 36回 10,846円 390,456円 90,456円
500,000円 24回 24,962円 599,088円 99,088円
500,000円 60回 12,697円 761,820円 261,820円
1,000,000円 36回 36,152円 1,301,472円 301,472円
1,000,000円 60回 25,393円 1,523,580円 523,580円

返済回数を増やすと毎月の負担は軽くなりますが、支払う利息の総額は増えます。同じ借入額でも回数が倍になると利息はおおむね倍になります。

実際の返済額は各社の計算方法や返済方式によって異なります。契約前に必ず各社のシミュレーションで確認してください。

カードローンで先に見ておきたいこと

  • 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
  • 返済総額(元金+利息)で比べる
  • 同じ借入額・同じ期間で各社を並べる
  • 繰上返済の手数料を確認する
  • 遅延したときの損害金の利率を確認する

カードローンに関係する法律

貸金業者からの借入は総量規制により年収の3分の1までに制限されています。上限金利は利息制限法で借入額に応じて年15〜20%と定められています。

「借りる」のなかでの位置づけ

「借りる」に分類される18項目を金利の順に並べると、カードローンは14番目です。この分類の中央値は年2.0〜15.0%で、カードローンはそれより高い側にあります。

もっとも金利が低いのは住宅ローン(年0.3〜2.0%)、高いのは質屋(年18.0〜109.5%)です。上下で約54.8倍の開きがあります。

「借りる」の18項目を並べる

借りるに分類される項目を並べました。単位は項目ごとに違います(年利・年会費・手数料など)。カードローンの位置づけを確かめてください。

項目 目安 特徴
住宅ローン 年0.3〜2.0% 住宅の購入・建築に使うローン。
学資ローン 年1.0〜4.0% 教育資金に使うローン。国の教育ローンもある。
教育ローン 年2.0〜4.5% 入学金や授業料に使う目的別ローン。国(日本政策金融公庫)と民間の2系統がある。
給与前払いサービス 200〜600円 働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。
マイカーローン 年1.0〜8.0% 自動車の購入資金に使うローン。
契約者貸付 年2.0〜8.0% 生命保険の解約返戻金の範囲内で借りる制度。審査も信用情報の照会もない。
目的別ローン 年1.0〜9.0% 教育・車・リフォームなど使い道を限定したローン。
ろうきんのローン 年3.0〜9.0% 労働金庫のローン。組合員や勤労者を対象に、比較的低い金利を設定している。
銀行カードローン 年1.4〜14.8% 銀行が扱うカードローン。金利は消費者金融より低め。
フリーローン 年2.0〜15.0% 使い道が自由な証書貸付。借入は最初の一度だけ。
ブライダルローン 年3.0〜15.0% 結婚式や新生活の費用に使う目的別ローン。使途の確認書類を求められる。
医療ローン 年3.0〜15.0% 自由診療の治療費に使う目的別ローン。医療機関の提携先を使う形が多い。
不動産担保ローン 年2.0〜15.0% 所有する不動産を担保に入れて借りる。無担保より低金利で高額を借りられる。
カードローン 年1.5〜18.0% 使い道が自由な個人向け無担保ローン。
消費者金融 年3.0〜18.0% 貸金業者が扱う個人向け融資。即日融資に対応する社が多い。
即日融資 年3.0〜18.0% 申込当日に借入できる商品。
ビジネスローン 年3.0〜18.0% 事業資金に使うローン。
質屋 年18.0〜109.5% 品物を預けてお金を借りる。返さなければ品物を手放すだけで、取り立ては行われない。

カードローンを調べている人はどれくらいいるか

カードローンは月におよそ60,500回検索されています。本サイトで検索数を計測した79項目のなかで7番目です。

広告のクリック単価は33.11ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

カードローンの近くにある項目

カードローンと検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。

項目 分類 月間検索数 金利・費用
プリペイドカード カード 49,500 0〜500円
CIC 審査 90,500 500〜1,500円
デビットカード カード 90,500 0〜1,100円
ETCカード カード 110,000 0〜1,100円

カードローンとはどういうものか

使い道が自由な個人向け無担保ローン。

カードローンを選ぶとよいケース

まとまった資金が必要な場合に向いています。

借りる前に確認すること

  • 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
  • 返済総額(元金+利息)で比べる。月々の額だけで判断しない
  • 複数社の条件を同じ借入額・同じ期間で並べて比べる
  • 繰上返済に手数料がかかるかを確認する

カードローンで勘違いされがちなこと

「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い

貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。

「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない

月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

カードローンで条件によって変わるところ

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

カードローンについて相談できるところ

カードローンについて判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

カードローンでよく出る質問

カードローンの金利はどれくらいですか?

年1.5〜18.0%が目安です。消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

「借りる」のなかでカードローンの金利は高いほうですか?

「借りる」のうち金利が分かっている17項目を低い順に並べるとカードローンは13番目です。もっとも低いのは住宅ローン(年0.3〜2.0%)、高いのは質屋(年18.0〜109.5%)です。

カードローンはどんなときに向いていますか?

まとまった資金が必要な場合に向いています。使い道が自由な個人向け無担保ローン。

カードローンのまとめ

  • 金利の目安は年1.5〜18.0%
  • 審査は審査あり
  • 月間検索数は約60,500回

消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

「借りる」の関連項目

カードローンについて実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、カードローンに関係するものを6件取り上げて、このページのデータで答えます。

カードローンとはどういうものですか?

使い道が自由な個人向け無担保ローン。金利の目安は年1.5〜18.0%です。

関係する制度は総量規制の対象です。審査あり。消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

カードローンを選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。カードローンの金利は年1.5〜18.0%です。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限金利 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

使い道が自由な個人向け無担保ローン。消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

カードローンはどれくらい調べられていますか?

カードローンの月間検索数は約60,500回、広告のクリック単価は約33.11ドルです。クリック単価が高いのは、それだけ広告を出す事業者が多く、競争が激しい分野だということです。検索結果の上位には広告が並びやすくなります。

広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。金利は「年1.5〜18.0%」のように幅で示されますが、実際に適用されるのは審査結果によります。下限の数字だけで判断しないでください。

カードローンの審査に落ちるのはどんな場合ですか?

カードローンは審査ありです。落ちる理由として多いのは次の4つです。

理由 中身
信用情報の記録 延滞・代位弁済・債務整理の記録が残っていると通りにくい。記録は5年程度で消える
他社からの借入が多い 年収の3分の1に近い、または超えている
短期間に複数申込 申込の記録も信用情報に残る。1社ずつ結果を見てから進めるほうが確実
申告内容の不一致 年収・勤務先・住所の申告が確認と合わないと、正確性を疑われる

落ちた理由は開示されません。心当たりがない場合は、信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)に自分の情報を開示請求すると内容を確認できます。

カードローンの返済が遅れそうなときはどうすればいいですか?

遅れる前に連絡してください。事前に相談すれば、返済日の変更や返済額の調整に応じてもらえることがあります。連絡せずに放置すると、遅延損害金が発生し、信用情報に延滞の記録が残ります。

経過 起きること
返済日の翌日から 遅延損害金がかかる(通常の金利より高い)
数日〜数週間 電話・書面での督促。この段階なら相談で立て直せることが多い
2〜3ヶ月 信用情報に延滞として記録される。記録は5年程度残る
それ以降 一括返済の請求、保証会社による代位弁済、法的手続きへ進む

返済の目処が立たない場合は、早い段階で法テラスや消費生活センター(188)に相談してください。選択肢は残っているうちのほうが多くあります。

カードローンで気をつけることは何ですか?

先に押さえておきたいのは次の点です。消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

使い道が自由な個人向け無担保ローン。判断するときは、①総額でいくら払うか、②いつまでに終わるか、③途中で条件が変わらないか、の3点を確認してください。毎月の負担額だけを見ると、期間が延びた分の利息が見えません。

上限金利で見たカードローンの位置

上限金利が分かっている30項目を小さい順に並べると、カードローン(年18.0%)は下から20番目、全体の63%の位置にあります。中央値は年15.0%、いちばん小さいものが年1.5%、いちばん大きいものが年1825.0%です。

水準 上限金利 該当
もっとも小さい 年1.5% 生活福祉資金貸付
下から4分の1 年8.0%
中央値 年15.0%
カードローン 年18.0% 全体の63%の位置
上から4分の1 年18.0%
もっとも大きい 年1825.0% 闇金

中間の帯に入ります。金利と手続きの早さのつり合いを取った条件になっています。

上限金利がすぐ隣にあるのはショッピング枠(年15.0%)と消費者金融(年18.0%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

カードローンを決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
総額でいくら払うか 上限金利は年18.0%です。毎月の返済額ではなく、返済総額で比べてください。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
繰上返済ができるか 繰上返済に手数料がかかるか、いくらから受け付けるかを確認してください。利息の総額を減らせます。
注意点 消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。
関係する制度 カードローンは総量規制の対象です。他社分を含めて年収の3分の1が上限です。

カードローンで気をつけたいところと、その避け方

注意点を読み飛ばす

消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

短期間に複数社へ申し込む

通らなかったときに次々と申し込むと、申込の記録が信用情報に6ヶ月残ります。「他社にも申し込んでいる」と見えるため、かえって通りにくくなります。

避け方:1社ずつ結果を見てから進めてください。落ちた理由に心当たりがなければ、先に信用情報を開示請求します。

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

カードローンのページで使っている用語

用語 意味
総量規制 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する仕組み。銀行のローンや住宅ローン・自動車ローンは対象外。
元利均等返済 毎月の返済額を一定にする方式。返済額は変わらないが、初期は利息の割合が大きい。
法テラス 国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。
利息制限法 金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。

「借りる」の18項目を1枚の表で見る

カードローンを含む借りるの全18項目を、金利・費用・審査・関係する制度・向く場合で並べました。金利の小さい順です。横並びにすると、カードローンがどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

金利・費用 審査 関係する制度 向く場合
住宅ローン 年0.3〜2.0% 審査あり 使途限定 まとまった資金が必要な場合
学資ローン 年1.0〜4.0% 審査あり 使途限定 まとまった資金が必要な場合
教育ローン 年2.0〜4.5% 審査あり 総量規制の対象外 条件を比べて選びたい場合
給与前払いサービス 200〜600円 審査なし 勤務先の制度 条件を比べて選びたい場合
マイカーローン 年1.0〜8.0% 審査あり 使途限定 まとまった資金が必要な場合
契約者貸付 年2.0〜8.0% 審査なし 解約返戻金の範囲内 条件を比べて選びたい場合
目的別ローン 年1.0〜9.0% 審査あり 使途限定 まとまった資金が必要な場合
ろうきんのローン 年3.0〜9.0% 審査あり 総量規制の対象外 条件を比べて選びたい場合
銀行カードローン 年1.4〜14.8% 審査あり 総量規制の対象外 まとまった資金が必要な場合
フリーローン 年2.0〜15.0% 審査あり 使途自由 まとまった資金が必要な場合
ブライダルローン 年3.0〜15.0% 審査あり 総量規制の対象外 条件を比べて選びたい場合
医療ローン 年3.0〜15.0% 審査あり 総量規制の対象外 条件を比べて選びたい場合
不動産担保ローン 年2.0〜15.0% 審査あり 総量規制の対象外 条件を比べて選びたい場合
カードローン 年1.5〜18.0% 審査あり 総量規制の対象 まとまった資金が必要な場合
消費者金融 年3.0〜18.0% 審査あり 総量規制の対象 まとまった資金が必要な場合
即日融資 年3.0〜18.0% 審査あり 時間制限あり まとまった資金が必要な場合
ビジネスローン 年3.0〜18.0% 審査あり 事業者向け まとまった資金が必要な場合
質屋 年18.0〜109.5% 審査なし 質屋営業法 条件を比べて選びたい場合

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。カードローンの行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見たカードローンの位置

金利が分かっている29項目を並べて、カードローンがどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
カードローンの金利 年18.0% 比べる基準になる数字
全体の平均 年78.2% 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 年15.0% 実感に近いのはこちら
下から4分の1 年8.0% これ以下なら軽い部類
上から4分の1 年18.0% これ以上なら重い部類
上位1割の入口 年20.0% ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 年330.6% 平均からどれだけ離れるのが普通か

カードローンは下から20番目(全体の66%)です。平均との差は年60.2%で、散らばり1つ分を下回っています(-0.18)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均年78.2%に対して中央値年15.0%で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

カードローンと水準が近い項目

分類をまたいで、金利がカードローン(年1.5〜18.0%)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 金利 特徴
消費者金融 借りる 年3.0〜18.0% 貸金業者が扱う個人向け融資。即日融資に対応する社が多い。
即日融資 借りる 年3.0〜18.0% 申込当日に借入できる商品。
ビジネスローン 借りる 年3.0〜18.0% 事業資金に使うローン。
リボ払い 支払い方法 年12.0〜18.0% 毎月の支払額を一定にする方式。
リボ専用カード 支払い方法 年12.0〜18.0% 支払方法がリボ払いに固定されたカード。
キャッシング枠 カード 年15.0〜18.0% クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。消費者金融とカードローンは数字の上では近くても、同じ分類のなかでの違いになります。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

カードローンより軽いもの・重いもの

カードローンを真ん中に置いて、金利が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

カードローンより軽い5項目

項目 分類 金利 カードローンとの差
ショッピング枠 カード 年0.0〜15.0% −3.0ポイント
不動産担保ローン 借りる 年2.0〜15.0% −3.0ポイント
医療ローン 借りる 年3.0〜15.0% −3.0ポイント
ブライダルローン 借りる 年3.0〜15.0% −3.0ポイント
分割払い 支払い方法 年12.0〜15.0% −3.0ポイント

カードローンより重い5項目

項目 分類 金利 カードローンとの差
消費者金融 借りる 年3.0〜18.0% 同じ
即日融資 借りる 年3.0〜18.0% 同じ
ビジネスローン 借りる 年3.0〜18.0% 同じ
リボ払い 支払い方法 年12.0〜18.0% 同じ
リボ専用カード 支払い方法 年12.0〜18.0% 同じ

ひとつ隣に動かすと、金利は下側で−3.0ポイント、上側で同じ動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、借りるの位置

このサイトで扱っている6分類を、金利の中央値で並べました。カードローンが属する借りるは5番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 項目数 いちばん低い 中央 いちばん高い
返済が苦しい 2 年1.5% 年1825.0% 年1825.0%
返済 1 年20.0% 年20.0% 年20.0%
支払い方法 3 年15.0% 年18.0% 年18.0%
カード 2 年15.0% 年18.0% 年18.0%
借りる 17 年2.0% 年15.0% 年109.5%
まとめる 4 年2.0% 年15.0% 年15.0%

分類ごとに水準が違うのは、借りるのか、まとめるのか、支払い方を選ぶのか、返せなくなったあとの手続きなのかで、そもそも性質が違うためです。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

カードローンのデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

金利:年1.5〜18.0%

表示は幅です。実際に何%になるかは審査結果で決まります。初回の契約では上限に近い金利が適用されることが多いので、上限の年18.0%で計算して、それでも返せるかで判断してください。

審査:審査あり

信用情報の照会があります。短期間に複数へ申し込むと、申込の記録が6ヶ月残り、かえって通りにくくなります。1社ずつ結果を見てから進めてください。

関係する制度:総量規制の対象

他社分を含めて年収の3分の1が上限です。年収300万円なら100万円までです。

向いている場合:まとまった資金が必要な場合

当てはまらないのに選ぶと、条件の悪いほうを選んだことになります。

注意点:消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

ここが実際にいちばん問題になる部分です。契約書面で該当する条項を確認してください。

「借りる」のほかの項目を短く見る

カードローンと同じ借りるにある項目を、金利の順にひとつずつ。カードローンが合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

住宅ローン(年0.3〜2.0%)

住宅の購入・建築に使うローン。向いているのはまとまった資金が必要な場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−16.0ポイント。変動金利と固定金利で総返済額が大きく変わる。

学資ローン(年1.0〜4.0%)

教育資金に使うローン。国の教育ローンもある。向いているのはまとまった資金が必要な場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−14.0ポイント。日本政策金融公庫の教育一般貸付は固定金利。

教育ローン(年2.0〜4.5%)

入学金や授業料に使う目的別ローン。国(日本政策金融公庫)と民間の2系統がある。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−13.5ポイント。国の教育ローンは世帯年収の上限があります。奨学金と併用できます。

給与前払いサービス(200〜600円)

働いた分の給与を給料日前に受け取る仕組み。借入ではないため信用情報に残らない。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−1,200。1回ごとに手数料がかかります。使うほど手取りは減ります。勤務先が導入している必要があります。

マイカーローン(年1.0〜8.0%)

自動車の購入資金に使うローン。向いているのはまとまった資金が必要な場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−10.0ポイント。ディーラーローンより銀行のほうが金利が低い傾向。

契約者貸付(年2.0〜8.0%)

生命保険の解約返戻金の範囲内で借りる制度。審査も信用情報の照会もない。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−10.0ポイント。返済しないと保険金や返戻金から差し引かれます。契約が失効することもあります。

目的別ローン(年1.0〜9.0%)

教育・車・リフォームなど使い道を限定したローン。向いているのはまとまった資金が必要な場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−9.0ポイント。使途が限られるぶん金利が低い。

ろうきんのローン(年3.0〜9.0%)

労働金庫のローン。組合員や勤労者を対象に、比較的低い金利を設定している。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−9.0ポイント。団体会員かどうかで金利が変わります。審査には時間がかかります。

銀行カードローン(年1.4〜14.8%)

銀行が扱うカードローン。金利は消費者金融より低め。向いているのはまとまった資金が必要な場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−3.2ポイント。審査に時間がかかる。即日融資は原則できない。

フリーローン(年2.0〜15.0%)

使い道が自由な証書貸付。借入は最初の一度だけ。向いているのはまとまった資金が必要な場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−3.0ポイント。カードローンより金利が低い傾向がある。

ブライダルローン(年3.0〜15.0%)

結婚式や新生活の費用に使う目的別ローン。使途の確認書類を求められる。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−3.0ポイント。ご祝儀で回収できる見込みを差し引いて借入額を決めてください。

医療ローン(年3.0〜15.0%)

自由診療の治療費に使う目的別ローン。医療機関の提携先を使う形が多い。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

カードローンとの差:金利で−3.0ポイント。提携ローンは金利が高めのことがあります。銀行の多目的ローンとも比べてください。

カードローンの数字の出どころと、確かめ方

このページに出している数字は、79項目を8分類に整理したデータベースから引いています。カードローンだけを個別に調べて書いたものではなく、全79項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
カードローンの金利 公表値や一般に知られている水準の目安 各社の公式サイトと契約書面で、適用される条件を確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 法令の要件は金融庁・日本貸金業協会の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

カードローンにするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

返す原資と時期がはっきりしているか

上限金利は年18.0%です。短期で返せば利息は小さく収まりますが、期間が延びるほど総額は増えます。

「いいえ」なら:返済の目処が立たないなら、借りるのではなく相談する場面です。法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)が窓口です。

毎月ではなく総額で比べたか

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。毎月の負担だけで選ぶと、支払う総額は増えます。

「いいえ」なら:各社のシミュレーションで返済総額と返済回数を出して、比べ直してください。同じ条件を入れて並べるのが確実です。

上限の条件で計算したか

表示は年1.5〜18.0%という幅です。初回の契約では上限に近い条件が適用されることが多いところです。

「いいえ」なら:上限で計算して返せないなら、借入額を下げるか、別の手段を検討してください。下限で計算した見通しは、たいてい外れます。

カードローンについて、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを6件足しました。

カードローンと銀行カードローンはどう違いますか?

同じ「借りる」に分類される2つを並べます。

カードローン 銀行カードローン
金利 年1.5〜18.0% 年1.4〜14.8%
審査 審査あり 審査あり
関係する制度 総量規制の対象 総量規制の対象外
特徴 使い道が自由な個人向け無担保ローン。 銀行が扱うカードローン。金利は消費者金融より低め。
注意点 消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。 審査に時間がかかる。即日融資は原則できない。

まとまった資金が必要な場合という場合はカードローン、そうでなければ銀行カードローンという分け方になります。

カードローンについて正しい情報はどこで確認できますか?

広告ではなく、一次情報にあたってください。カードローンに関係するのは次の窓口です。

確認したいこと 公的な窓口
法令・制度(総量規制、上限金利) 金融庁、日本貸金業協会
自分の借入と返済の記録 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(本人開示)
契約や取り立てのトラブル 消費生活センター(188)
返済が続けられないとき 法テラス(収入条件を満たせば無料相談)

各社の条件は公式サイトと契約書面が一次情報です。比較サイトの表示は更新が遅れることがあるため、申し込む前に必ず公式で確認してください。

カードローンで失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 年収の3分の1という上限を計算する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

消費者金融は上限18.0%前後、銀行は14.5%前後が中心。

カードローンはいくらまで借りられますか?

カードローンは総量規制の対象です。貸金業者からの借入は、他社分を含めて年収の3分の1までに制限されています。

年収 借入の上限(他社分を含む)
200万円 66万円
300万円 100万円
400万円 133万円
500万円 166万円
600万円 200万円

実際の限度額は、年収だけでなく他社からの借入状況、勤続年数、信用情報の内容で決まります。申込時に希望額を大きくしすぎると、収入証明書の提出が必要になり手続きが長くなります。

カードローンで100万円借りたら返済はいくらになりますか?

カードローンの上限金利年18.0%で100万円を借り、元利均等で返した場合の目安です。

返済期間 毎月の返済額 返済総額 うち利息
1年(12回) 91,680円 1,100,160円 100,160円
2年(24回) 49,924円 1,198,178円 198,178円
3年(36回) 36,152円 1,301,486円 301,486円
5年(60回) 25,393円 1,523,606円 523,606円

期間を延ばすと毎月の負担は軽くなりますが、利息の総額は増えます。1年で返す場合と5年で返す場合では、利息が423,446円違います。毎月の返済額ではなく、返済総額で比べてください。実際の金利は審査結果で決まります。

カードローンは年収がいくらあれば使えますか?

カードローンは総量規制の対象で、他社分を含めて年収の3分の1が上限です。年収の下限そのものを公表している会社は多くありませんが、安定した収入があることが条件になります。

借りたい額 必要な年収の目安(他社借入なしの場合)
10万円 30万円以上
30万円 90万円以上
50万円 150万円以上
100万円 300万円以上
150万円 450万円以上

50万円を超える申込や、他社と合わせて100万円を超える場合は、収入証明書(源泉徴収票・給与明細など)の提出が必要になります。

カードローンまわりの言葉を、もう少し細かく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

利息制限法

金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。

上限を超える利息は無効です。過去に払いすぎていた場合、返還を請求できることがあります。

繰上返済

約定返済とは別に元金を前倒しで返すこと。利息の総額を減らせる。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

元利均等返済

毎月の返済額を一定にする方式。返済額は変わらないが、初期は利息の割合が大きい。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

債務整理

返済が難しくなったときに法的な手続きで負担を減らすこと。任意整理・個人再生・自己破産がある。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。