奨学金の借換えと似た選択肢の違い|どれを選ぶべきか

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奨学金の借換えと、同じ場面で検討される選択肢の違いを整理しました。

奨学金の借換えの基本情報

分類 まとめる
金利 年1.0〜4.0%
審査 審査あり
関係する制度
月間検索数 約110回

奨学金の借換えの代わりになるもの

項目 金利・費用 審査 特徴
奨学金の借換え 年1.0〜4.0% 審査あり 日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。
おまとめローン 年3.0〜15.0% 審査あり 複数の借入を一本化する商品。
借換えローン 年1.5〜15.0% 審査あり いまより低い金利のローンに乗り換える。
住宅ローンの借換え 年0.3〜2.0% 審査あり 残高の大きい住宅ローンを別の金融機関に移して金利を下げる。残高と残期間が大きいほど効果が出る。
リボ残高の一括返済 リボ払いの残高をまとめて返し、手数料の発生を止める。カード会社の窓口かアプリから手続きする。

選ぶときの判断軸

1. いつまでに必要か

急ぐほど選べる先は限られ、金利は高くなる傾向があります。時間に余裕があるなら、金利の低い選択肢を検討できます。

2. いくら借りるか

借入額が大きいほど上限金利は下がります。利息制限法では10万円未満が年20%、100万円以上が年15%を上限としています。

3. 返済の見通しが立つか

返済の目処が立たない状態で借りると状況は悪化します。すでに返済が苦しい場合は、借りるのではなく専門家に相談する段階です。

「まとめる」の5項目を並べる

「まとめる」に分類される項目を金利の順に並べました。奨学金の借換えの位置づけを確かめてください。

項目 金利 特徴
リボ残高の一括返済 リボ払いの残高をまとめて返し、手数料の発生を止める。カード会社の窓口かアプリから手続きする。
住宅ローンの借換え 年0.3〜2.0% 残高の大きい住宅ローンを別の金融機関に移して金利を下げる。残高と残期間が大きいほど効果が出る。
奨学金の借換え 年1.0〜4.0% 日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。
おまとめローン 年3.0〜15.0% 複数の借入を一本化する商品。
借換えローン 年1.5〜15.0% いまより低い金利のローンに乗り換える。

返済シミュレーション

年4.0%(上限金利)で借りた場合の毎月の返済額と総額の試算です。元利均等返済で計算しています。

借入額 返済回数 毎月の返済 返済総額 うち利息
2,000,000円 60回 36,833円 2,209,980円 209,980円
2,000,000円 120回 20,249円 2,429,880円 429,880円
3,000,000円 120回 30,374円 3,644,880円 644,880円
3,000,000円 180回 22,191円 3,994,380円 994,380円
5,000,000円 180回 36,984円 6,657,120円 1,657,120円
5,000,000円 240回 30,299円 7,271,760円 2,271,760円

返済回数を増やすと毎月の負担は軽くなりますが、支払う利息の総額は増えます。同じ借入額でも回数が倍になると利息はおおむね倍になります。

実際の返済額は各社の計算方法や返済方式によって異なります。契約前に必ず各社のシミュレーションで確認してください。

「まとめる」のなかでの位置づけ

「まとめる」のうち金利が分かっている4項目を順に並べると、奨学金の借換えは2番目です。この分類の中央値は年3.0〜15.0%で、奨学金の借換えはそれより低い側にあります。

もっとも金利が低いのは住宅ローンの借換え(年0.3〜2.0%)、高いのは借換えローン(年1.5〜15.0%)です。上下で約7.5倍の開きがあります。

奨学金の借換えはどれくらい調べられているか

奨学金の借換えは月におよそ110回検索されています。本サイトで検索数を計測した79項目のなかで78番目です。

広告のクリック単価は2.72ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

奨学金の借換えと同じくらい調べられている項目

奨学金の借換えと検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。

項目 分類 月間検索数 金利・費用
多重債務の相談窓口 返済が苦しい 90
リボ専用カード 支払い方法 140 年12.0〜18.0%
目的別ローン 借りる 260 年1.0〜9.0%
国際ブランド カード 390

相談できる窓口

相談先 相談できること
法テラス 借金や債務整理の法律相談。収入条件を満たせば無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立てに関する相談
日本貸金業協会 貸金業者に関する相談・苦情の窓口
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの相談。早めの連絡が有効

奨学金の借換えを使うときの注意点

返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

奨学金の借換えでよくある誤解

「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い

貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。

「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない

月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

奨学金の借換えは、どこが条件で変わるか

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

奨学金の借換えの問い合わせ先

奨学金の借換えについて判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

奨学金の借換えのよくある質問

奨学金の借換えの金利はどれくらいですか?

年1.0〜4.0%が目安です。返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

「まとめる」のなかで奨学金の借換えの金利は高いほうですか?

「まとめる」のうち金利が分かっている4項目を低い順に並べると奨学金の借換えは2番目です。もっとも低いのは住宅ローンの借換え(年0.3〜2.0%)、高いのは借換えローン(年1.5〜15.0%)です。

奨学金の借換えはどんなときに向いていますか?

条件を比べて選びたい場合に向いています。日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。

ここまでの奨学金の借換えのまとめ

  • 金利の目安は年1.0〜4.0%
  • 審査は審査あり
  • 月間検索数は約110回

返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

「まとめる」の関連項目

奨学金の借換えについて実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、奨学金の借換えに関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。

奨学金の借換えとおまとめローンはどう違いますか?

同じ「まとめる」に分類される2つを並べます。

奨学金の借換え おまとめローン
金利 年1.0〜4.0% 年3.0〜15.0%
審査 審査あり 審査あり
関係する制度 総量規制の例外
特徴 日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。 複数の借入を一本化する商品。
注意点 返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。 返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。

条件を比べて選びたい場合という場合は奨学金の借換え、そうでなければおまとめローンという分け方になります。

奨学金の借換えで失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 自分の信用情報を開示して確認する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

奨学金の借換えの審査は厳しいですか?

奨学金の借換えは審査ありです。すでに複数の借入があることが前提の商品なので、借入件数の多さそのものは不利になりにくいという性質があります。

見られるのは、①現在の返済に延滞がないか、②年収に対して返済額が過大でないか、③勤続年数と雇用の安定性、の3点です。延滞中の状態では通りにくいため、まとめるなら延滞する前に動くほうが選択肢が多く残ります。

奨学金の借換えはどれくらい調べられていますか?

奨学金の借換えの月間検索数は約110回、広告のクリック単価は約2.72ドルです。クリック単価が低めなので、検索結果は比較的、情報を整理した記事が上位に来やすい分野です。

広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。金利は「年1.0〜4.0%」のように幅で示されますが、実際に適用されるのは審査結果によります。下限の数字だけで判断しないでください。

奨学金の借換えを使えば返済は楽になりますか?

毎月の負担は軽くなることが多いいっぽう、返済総額が減るとは限りません。返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

変わること 効果
金利が下がる 総額が減る。奨学金の借換えの金利は年1.0〜4.0%です。いまの金利と比べてください
返済期間が延びる 毎月は軽くなるが、利息の総額は増える
返済先が1本になる 入金忘れが減る。管理はしやすくなる
手数料がかかる 事務手数料・保証料が上乗せされることがある

判断は「いまの返済総額」と「まとめたあとの返済総額」を並べて行ってください。各社のシミュレーションで試算できます。

下限金利で見た奨学金の借換えの位置

もっとも条件がよかった場合の金利で並べます。下限金利が分かっている28項目を小さい順に並べると、奨学金の借換え(年1.0%)は下から3番目、全体の7%の位置にあります。中央値は年3.0%、いちばん小さいものが年0.3%、いちばん大きいものが年365.0%です。

水準 下限金利 該当
もっとも小さい 年0.3% 住宅ローン
奨学金の借換え 年1.0% 全体の7%の位置
下から4分の1 年1.5%
中央値 年3.0%
上から4分の1 年12.0%
もっとも大きい 年365.0% 闇金

下位4分の1に入ります。この帯は金利が低い帯です。審査に時間がかかるか、使い道や担保に条件がついていることが多いところです。

下限金利がすぐ隣にあるのは学資ローン(年1.0%)と銀行カードローン(年1.4%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

奨学金の借換えを決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を4つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
関係する制度 特定の制度による制限はありませんが、各社の基準は別にあります。
注意点 返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
総額でいくら払うか 上限金利は年4.0%です。毎月の返済額ではなく、返済総額で比べてください。

奨学金の借換えで失敗しやすい点と、避け方

まとめたあとに元の契約を残す

カードやローンの契約が残っていると枠が空いた状態になり、再び借りられてしまいます。結果として総額はまとめる前より増えます。

避け方:まとめると同時に、元の契約を解約してください。

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

毎月の負担だけを見る

返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。期間が延びれば、金利が下がっても総額は増えることがあります。

避け方:「いまの返済総額」と「まとめたあとの返済総額」を並べて比べてください。

奨学金の借換えまわりで出てくる用語

用語 意味
元利均等返済 毎月の返済額を一定にする方式。返済額は変わらないが、初期は利息の割合が大きい。
法テラス 国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。
利息制限法 金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。

「まとめる」の5項目を1枚の表で見る

奨学金の借換えを含むまとめるの全5項目を、金利・費用・審査・関係する制度・向く場合で並べました。金利の小さい順です。横並びにすると、奨学金の借換えがどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

金利・費用 審査 関係する制度 向く場合
リボ残高の一括返済 割賦販売法 返済が続けられなくなった場合
住宅ローンの借換え 年0.3〜2.0% 審査あり 条件を比べて選びたい場合
奨学金の借換え 年1.0〜4.0% 審査あり 条件を比べて選びたい場合
おまとめローン 年3.0〜15.0% 審査あり 総量規制の例外 条件を比べて選びたい場合
借換えローン 年1.5〜15.0% 審査あり 条件を比べて選びたい場合

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。奨学金の借換えの行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見た奨学金の借換えの位置

金利が分かっている29項目を並べて、奨学金の借換えがどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
奨学金の借換えの金利 年4.0% 比べる基準になる数字
全体の平均 年78.2% 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 年15.0% 実感に近いのはこちら
下から4分の1 年8.0% これ以下なら軽い部類
上から4分の1 年18.0% これ以上なら重い部類
上位1割の入口 年20.0% ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 年330.6% 平均からどれだけ離れるのが普通か

奨学金の借換えは下から5番目(全体の10%)です。平均との差は年74.2%で、散らばり1つ分を下回っています(-0.22)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均年78.2%に対して中央値年15.0%で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

奨学金の借換えと水準が近い項目

分類をまたいで、金利が奨学金の借換え(年1.0〜4.0%)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 金利 特徴
学資ローン 借りる 年1.0〜4.0% 教育資金に使うローン。国の教育ローンもある。
教育ローン 借りる 年2.0〜4.5% 入学金や授業料に使う目的別ローン。国(日本政策金融公庫)と民間の2系統がある。
マイカーローン 借りる 年1.0〜8.0% 自動車の購入資金に使うローン。
住宅ローン 借りる 年0.3〜2.0% 住宅の購入・建築に使うローン。
契約者貸付 借りる 年2.0〜8.0% 生命保険の解約返戻金の範囲内で借りる制度。審査も信用情報の照会もない。
住宅ローンの借換え まとめる 年0.3〜2.0% 残高の大きい住宅ローンを別の金融機関に移して金利を下げる。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。学資ローンと奨学金の借換えは数字の上では近くても、借りるとまとめるでは前提が違います。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

奨学金の借換えより軽いもの・重いもの

奨学金の借換えを真ん中に置いて、金利が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

奨学金の借換えより軽い4項目

項目 分類 金利 奨学金の借換えとの差
学資ローン 借りる 年1.0〜4.0% 同じ
住宅ローンの借換え まとめる 年0.3〜2.0% −2.0ポイント
住宅ローン 借りる 年0.3〜2.0% −2.0ポイント
生活福祉資金貸付 返済が苦しい 年0.0〜1.5% −2.5ポイント

奨学金の借換えより重い5項目

項目 分類 金利 奨学金の借換えとの差
教育ローン 借りる 年2.0〜4.5% +0.5ポイント
マイカーローン 借りる 年1.0〜8.0% +4.0ポイント
契約者貸付 借りる 年2.0〜8.0% +4.0ポイント
目的別ローン 借りる 年1.0〜9.0% +5.0ポイント
ろうきんのローン 借りる 年3.0〜9.0% +5.0ポイント

ひとつ隣に動かすと、金利は下側で同じ、上側で+0.5ポイント動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、まとめるの位置

このサイトで扱っている6分類を、金利の中央値で並べました。奨学金の借換えが属するまとめるは6番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 項目数 いちばん低い 中央 いちばん高い
返済が苦しい 2 年1.5% 年1825.0% 年1825.0%
返済 1 年20.0% 年20.0% 年20.0%
支払い方法 3 年15.0% 年18.0% 年18.0%
カード 2 年15.0% 年18.0% 年18.0%
借りる 17 年2.0% 年15.0% 年109.5%
まとめる 4 年2.0% 年15.0% 年15.0%

分類ごとに水準が違うのは、借りるのか、まとめるのか、支払い方を選ぶのか、返せなくなったあとの手続きなのかで、そもそも性質が違うためです。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

奨学金の借換えのデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

金利:年1.0〜4.0%

表示は幅です。実際に何%になるかは審査結果で決まります。初回の契約では上限に近い金利が適用されることが多いので、上限の年4.0%で計算して、それでも返せるかで判断してください。

審査:審査あり

信用情報の照会があります。短期間に複数へ申し込むと、申込の記録が6ヶ月残り、かえって通りにくくなります。1社ずつ結果を見てから進めてください。

関係する制度:—

制度の詳細は所管の官庁や各社の案内で確認してください。

向いている場合:条件を比べて選びたい場合

当てはまらないのに選ぶと、条件の悪いほうを選んだことになります。

注意点:返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

ここが実際にいちばん問題になる部分です。契約書面で該当する条項を確認してください。

「まとめる」のほかの項目を短く見る

奨学金の借換えと同じまとめるにある項目を、金利の順にひとつずつ。奨学金の借換えが合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

リボ残高の一括返済(—)

リボ払いの残高をまとめて返し、手数料の発生を止める。カード会社の窓口かアプリから手続きする。向いているのは返済が続けられなくなった場合という場合です。

奨学金の借換えとの差:金利で−400。一括で返す原資がないまま新たに借りて返すと、借入先が増えるだけです。総額が減るかを先に計算してください。

住宅ローンの借換え(年0.3〜2.0%)

残高の大きい住宅ローンを別の金融機関に移して金利を下げる。残高と残期間が大きいほど効果が出る。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

奨学金の借換えとの差:金利で−2.0ポイント。事務手数料・保証料・登記費用で数十万円かかることがあります。金利差が小さい、または残期間が短いと元が取れません。

おまとめローン(年3.0〜15.0%)

複数の借入を一本化する商品。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

奨学金の借換えとの差:金利で+11.0ポイント。返済総額が減るとは限らない。期間が延びると利息は増える。

借換えローン(年1.5〜15.0%)

いまより低い金利のローンに乗り換える。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

奨学金の借換えとの差:金利で+11.0ポイント。手数料を含めて総額で比べる必要がある。

奨学金の借換えの数字は、どこから来ているか

このページに出している数字は、79項目を8分類に整理したデータベースから引いています。奨学金の借換えだけを個別に調べて書いたものではなく、全79項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
奨学金の借換えの金利 公表値や一般に知られている水準の目安 各社の公式サイトと契約書面で、適用される条件を確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 法令の要件は金融庁・日本貸金業協会の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

奨学金の借換えにするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

返す原資と時期がはっきりしているか

上限金利は年4.0%です。短期で返せば利息は小さく収まりますが、期間が延びるほど総額は増えます。

「いいえ」なら:返済の目処が立たないなら、借りるのではなく相談する場面です。法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)が窓口です。

毎月ではなく総額で比べたか

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。毎月の負担だけで選ぶと、支払う総額は増えます。

「いいえ」なら:各社のシミュレーションで返済総額と返済回数を出して、比べ直してください。同じ条件を入れて並べるのが確実です。

上限の条件で計算したか

表示は年1.0〜4.0%という幅です。初回の契約では上限に近い条件が適用されることが多いところです。

「いいえ」なら:上限で計算して返せないなら、借入額を下げるか、別の手段を検討してください。下限で計算した見通しは、たいてい外れます。

奨学金の借換えについて、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを5件足しました。

奨学金の借換えとはどういうものですか?

日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。金利の目安は年1.0〜4.0%です。

審査あり。返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

奨学金の借換えで気をつけることは何ですか?

先に押さえておきたいのは次の点です。返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。判断するときは、①総額でいくら払うか、②いつまでに終わるか、③途中で条件が変わらないか、の3点を確認してください。毎月の負担額だけを見ると、期間が延びた分の利息が見えません。

奨学金の借換えを選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。奨学金の借換えの金利は年1.0〜4.0%です。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限金利 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

日本学生支援機構などの奨学金を、銀行や労働金庫のローンに借り換える。返済先を一本化できる。返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

奨学金の借換えについて正しい情報はどこで確認できますか?

広告ではなく、一次情報にあたってください。奨学金の借換えに関係するのは次の窓口です。

確認したいこと 公的な窓口
法令・制度(総量規制、上限金利) 金融庁、日本貸金業協会
自分の借入と返済の記録 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(本人開示)
契約や取り立てのトラブル 消費生活センター(188)
返済が続けられないとき 法テラス(収入条件を満たせば無料相談)

各社の条件は公式サイトと契約書面が一次情報です。比較サイトの表示は更新が遅れることがあるため、申し込む前に必ず公式で確認してください。

奨学金の借換えのあとに追加で借りてもいいですか?

まとめたあとに元の借入先を使って再び借りると、借入総額はまとめる前より増えます。これがもっとも多い失敗です。

まとめると同時に、元のカードやローン契約は解約してください。契約が残っていると、枠が空いた状態になり、いつでも借りられてしまいます。返還期限の猶予や減額返還といった奨学金側の制度は使えなくなります。借り換える前に、いま使える制度がないかを確認してください。

奨学金の借換えで出てきた言葉の中身

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

利息制限法

金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。

上限を超える利息は無効です。過去に払いすぎていた場合、返還を請求できることがあります。

債務整理

返済が難しくなったときに法的な手続きで負担を減らすこと。任意整理・個人再生・自己破産がある。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

信用情報

個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。

記録は5年程度残ります。消えたと思い込んで申し込むと、記録が増えるだけです。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。