分割払いで気をつけたいこと|見落としやすい点

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分割払いと、同じ場面で検討される選択肢の違いを整理しました。

分割払いの基本情報

分類 支払い方法
金利 年12.0〜15.0%
関係する制度
月間検索数 約6,600回

分割払いの代わりになるもの

項目 金利・費用 審査 特徴
分割払い 年12.0〜15.0% 回数を決めて分けて支払う方式。
リボ払い 年12.0〜18.0% 毎月の支払額を一定にする方式。
リボ専用カード 年12.0〜18.0% 審査あり 支払方法がリボ払いに固定されたカード。
ボーナス払い 無料 夏または冬のボーナス月にまとめて支払う方式。一括なら手数料はかからない。
後払い決済 0〜500円 審査あり 商品を受け取ってから払う仕組み。コンビニ払込票やアプリで支払う。

選ぶときの判断軸

1. いつまでに必要か

急ぐほど選べる先は限られ、金利は高くなる傾向があります。時間に余裕があるなら、金利の低い選択肢を検討できます。

2. いくら借りるか

借入額が大きいほど上限金利は下がります。利息制限法では10万円未満が年20%、100万円以上が年15%を上限としています。

3. 返済の見通しが立つか

返済の目処が立たない状態で借りると状況は悪化します。すでに返済が苦しい場合は、借りるのではなく専門家に相談する段階です。

支払い方法の5項目を並べる

支払い方法に分類される項目を並べました。単位は項目ごとに違います(年利・年会費・手数料など)。分割払いの位置づけを確かめてください。

項目 目安 特徴
ボーナス払い 無料 夏または冬のボーナス月にまとめて支払う方式。一括なら手数料はかからない。
後払い決済 0〜500円 商品を受け取ってから払う仕組み。コンビニ払込票やアプリで支払う。
分割払い 年12.0〜15.0% 回数を決めて分けて支払う方式。
リボ払い 年12.0〜18.0% 毎月の支払額を一定にする方式。
リボ専用カード 年12.0〜18.0% 支払方法がリボ払いに固定されたカード。

返済シミュレーション

年15.0%(上限金利)で借りた場合の毎月の返済額と総額の試算です。元利均等返済で計算しています。

借入額 返済回数 毎月の返済 返済総額 うち利息
300,000円 12回 27,077円 324,924円 24,924円
300,000円 36回 10,400円 374,400円 74,400円
500,000円 24回 24,243円 581,832円 81,832円
500,000円 60回 11,895円 713,700円 213,700円
1,000,000円 36回 34,665円 1,247,940円 247,940円
1,000,000円 60回 23,790円 1,427,400円 427,400円

返済回数を増やすと毎月の負担は軽くなりますが、支払う利息の総額は増えます。同じ借入額でも回数が倍になると利息はおおむね倍になります。

実際の返済額は各社の計算方法や返済方式によって異なります。契約前に必ず各社のシミュレーションで確認してください。

支払い方法のなかでの位置づけ

支払い方法のうち金利が分かっている4項目を順に並べると、分割払いは2番目です。この分類の中央値は年12.0〜18.0%で、分割払いはそれより低い側にあります。

もっとも金利が低いのは後払い決済(0〜500円)、高いのはリボ専用カード(年12.0〜18.0%)です。上下で約3.6倍の開きがあります。

分割払いはどれくらい調べられているか

分割払いは月におよそ6,600回検索されています。本サイトで検索数を計測した79項目のなかで41番目です。

広告のクリック単価は7.14ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

分割払いと同じくらい調べられている項目

分割払いと検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。

項目 分類 月間検索数 金利・費用
借換えローン まとめる 6,600 年1.5〜15.0%
信用情報 審査 6,600 0〜1,000円
年会費無料クレジットカード カード 6,600 無料
海外旅行保険付きカード カード 6,600 0〜30,000円

相談できる窓口

相談先 相談できること
法テラス 借金や債務整理の法律相談。収入条件を満たせば無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立てに関する相談
日本貸金業協会 貸金業者に関する相談・苦情の窓口
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの相談。早めの連絡が有効

分割払いを使うときの注意点

2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

分割払いでよくある誤解

「毎月の支払額が少ない=負担が軽い」ではない

期間が延びるぶん手数料の総額は増えます。必ず支払総額で比べてください。

「分割とリボは同じ」ではない

分割は回数を決めて払い終える方式、リボは残高に対して毎月一定額を払う方式です。リボは新たな買い物で残高が積み上がります。

「手数料は後から確認すればよい」ではない

契約前に実質年率の表示が義務づけられています。申し込む前に確認できます。

分割払いは、どこが条件で変わるか

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

分割払いの問い合わせ先

分割払いについて判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

分割払いのよくある質問

分割払いの金利はどれくらいですか?

年12.0〜15.0%が目安です。2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

支払い方法のなかで分割払いの金利は高いほうですか?

支払い方法のうち金利が分かっている3項目を低い順に並べると分割払いは1番目です。もっとも低いのは分割払い(年12.0〜15.0%)、高いのはリボ専用カード(年12.0〜18.0%)です。

分割払いはどんなときに向いていますか?

条件を比べて選びたい場合に向いています。回数を決めて分けて支払う方式。

ここまでの分割払いのまとめ

  • 金利の目安は年12.0〜15.0%
  • 審査は
  • 月間検索数は約6,600回

2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

支払い方法の関連項目

分割払いについて実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、分割払いに関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。

分割払いとリボ払いはどう違いますか?

同じ「支払い方法」に分類される2つを並べます。

分割払い リボ払い
金利 年12.0〜15.0% 年12.0〜18.0%
審査
関係する制度 注意
特徴 回数を決めて分けて支払う方式。 毎月の支払額を一定にする方式。
注意点 2回払いまでは手数料がかからないことが多い。 残高が減りにくく、手数料の総額が大きくなりやすい。

条件を比べて選びたい場合という場合は分割払い、そうでなければリボ払いという分け方になります。

分割払いで失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 自分の信用情報を開示して確認する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

分割払いはなぜ危ないと言われるのですか?

2回払いまでは手数料がかからないことが多い。毎月の支払額が一定なので、いくら使っても支払いが変わらないように見えます。残高が見えにくいことが問題です。

危険が現れるのは、①支払額のうち手数料の割合が大きく元金が減らない、②追加で使うと残高が積み上がる、③支払いが終わる時期が分からない、という3点です。利用明細で「残高」と「完済予定」を必ず確認してください。

分割払いはどれくらい調べられていますか?

分割払いの月間検索数は約6,600回、広告のクリック単価は約7.14ドルです。クリック単価が低めなので、検索結果は比較的、情報を整理した記事が上位に来やすい分野です。

広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。金利は「年12.0〜15.0%」のように幅で示されますが、実際に適用されるのは審査結果によります。下限の数字だけで判断しないでください。

分割払いの手数料はいくらかかりますか?

分割払いの手数料は実質年率年12.0〜15.0%が目安です。10万円の買い物を毎月1万円ずつ返した場合で見ます。

返済 回数 支払総額 うち手数料
毎月10,000円 10回 106,250円 6,250円
毎月5,000円 20回 112,500円 12,500円
毎月3,000円 34回 123,675円 23,675円

※ 残高に対して日割りで計算されるため、実際の金額は利用と支払いの時期で変わります。毎月の支払額を小さくするほど、残高が減らず手数料の総額は増えます。2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

下限金利で見た分割払いの位置

もっとも条件がよかった場合の金利で並べます。下限金利が分かっている28項目を小さい順に並べると、分割払い(年12.0%)は下から21番目、全体の71%の位置にあります。中央値は年3.0%、いちばん小さいものが年0.3%、いちばん大きいものが年365.0%です。

水準 下限金利 該当
もっとも小さい 年0.3% 住宅ローン
下から4分の1 年1.5%
中央値 年3.0%
分割払い 年12.0% 全体の71%の位置
上から4分の1 年12.0%
もっとも大きい 年365.0% 闇金

中間の帯に入ります。金利と手続きの早さのつり合いを取った条件になっています。

下限金利がすぐ隣にあるのはリボ払い(年12.0%)とリボ専用カード(年12.0%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

分割払いを決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
関係する制度 特定の制度による制限はありませんが、各社の基準は別にあります。
繰上返済 残高を減らせば手数料も減ります。まとまった資金ができたら優先して返してください。
総額でいくら払うか 上限金利は年15.0%です。毎月の返済額ではなく、返済総額で比べてください。
注意点 2回払いまでは手数料がかからないことが多い。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。

分割払いで失敗しやすい点と、避け方

返済中に追加で使う

残高が積み上がり、支払っても元金が減らない状態になります。毎月の支払額が一定なので、増えたことに気づきにくいところです。

避け方:返済が終わるまでカードを持ち歩かないでください。

注意点を読み飛ばす

2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

分割払いまわりで出てくる用語

用語 意味
元利均等返済 毎月の返済額を一定にする方式。返済額は変わらないが、初期は利息の割合が大きい。
利息制限法 金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。
信用情報 個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。

支払い方法の5項目を1枚の表で見る

分割払いを含む支払い方法の全5項目を、金利・費用・審査・関係する制度・向く場合で並べました。金利の小さい順です。横並びにすると、分割払いがどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

金利・費用 審査 関係する制度 向く場合
ボーナス払い 条件を比べて選びたい場合
後払い決済 0〜500円 審査あり 割賦販売法 条件を比べて選びたい場合
分割払い 年12.0〜15.0% 条件を比べて選びたい場合
リボ払い 年12.0〜18.0% 注意 条件を比べて選びたい場合
リボ専用カード 年12.0〜18.0% 審査あり 注意 条件を比べて選びたい場合

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。分割払いの行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見た分割払いの位置

金利が分かっている29項目を並べて、分割払いがどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
分割払いの金利 年15.0% 比べる基準になる数字
全体の平均 年78.2% 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 年15.0% 実感に近いのはこちら
下から4分の1 年8.0% これ以下なら軽い部類
上から4分の1 年18.0% これ以上なら重い部類
上位1割の入口 年20.0% ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 年330.6% 平均からどれだけ離れるのが普通か

分割払いは下から15番目(全体の38%)です。平均との差は年63.2%で、散らばり1つ分を下回っています(-0.19)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均年78.2%に対して中央値年15.0%で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

分割払いと水準が近い項目

分類をまたいで、金利が分割払い(年12.0〜15.0%)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 金利 特徴
フリーローン 借りる 年2.0〜15.0% 使い道が自由な証書貸付。借入は最初の一度だけ。
おまとめローン まとめる 年3.0〜15.0% 複数の借入を一本化する商品。
借換えローン まとめる 年1.5〜15.0% いまより低い金利のローンに乗り換える。
ブライダルローン 借りる 年3.0〜15.0% 結婚式や新生活の費用に使う目的別ローン。使途の確認書類を求められる。
医療ローン 借りる 年3.0〜15.0% 自由診療の治療費に使う目的別ローン。医療機関の提携先を使う形が多い。
不動産担保ローン 借りる 年2.0〜15.0% 所有する不動産を担保に入れて借りる。無担保より低金利で高額を借りられる。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。フリーローンと分割払いは数字の上では近くても、借りると支払い方法では前提が違います。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

分割払いより軽いもの・重いもの

分割払いを真ん中に置いて、金利が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

分割払いより軽い5項目

項目 分類 金利 分割払いとの差
借換えローン まとめる 年1.5〜15.0% 同じ
おまとめローン まとめる 年3.0〜15.0% 同じ
フリーローン 借りる 年2.0〜15.0% 同じ
銀行カードローン 借りる 年1.4〜14.8% −0.2ポイント
ろうきんのローン 借りる 年3.0〜9.0% −6.0ポイント

分割払いより重い5項目

項目 分類 金利 分割払いとの差
ブライダルローン 借りる 年3.0〜15.0% 同じ
医療ローン 借りる 年3.0〜15.0% 同じ
不動産担保ローン 借りる 年2.0〜15.0% 同じ
ショッピング枠 カード 年0.0〜15.0% 同じ
カードローン 借りる 年1.5〜18.0% +3.0ポイント

ひとつ隣に動かすと、金利は下側で同じ、上側で同じ動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、支払い方法の位置

このサイトで扱っている6分類を、金利の中央値で並べました。分割払いが属する支払い方法は3番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 項目数 いちばん低い 中央 いちばん高い
返済が苦しい 2 年1.5% 年1825.0% 年1825.0%
返済 1 年20.0% 年20.0% 年20.0%
支払い方法 3 年15.0% 年18.0% 年18.0%
カード 2 年15.0% 年18.0% 年18.0%
借りる 17 年2.0% 年15.0% 年109.5%
まとめる 4 年2.0% 年15.0% 年15.0%

分類ごとに水準が違うのは、借りるのか、まとめるのか、支払い方を選ぶのか、返せなくなったあとの手続きなのかで、そもそも性質が違うためです。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

分割払いのデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

金利:年12.0〜15.0%

表示は幅です。実際に何%になるかは審査結果で決まります。初回の契約では上限に近い金利が適用されることが多いので、上限の年15.0%で計算して、それでも返せるかで判断してください。

審査:—

審査という手続きが関係しない項目です。

関係する制度:—

制度の詳細は所管の官庁や各社の案内で確認してください。

向いている場合:条件を比べて選びたい場合

当てはまらないのに選ぶと、条件の悪いほうを選んだことになります。

注意点:2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

ここが実際にいちばん問題になる部分です。契約書面で該当する条項を確認してください。

支払い方法のほかの項目を短く見る

分割払いと同じ支払い方法にある項目を、金利の順にひとつずつ。分割払いが合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

ボーナス払い(無料)

夏または冬のボーナス月にまとめて支払う方式。一括なら手数料はかからない。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

分割払いとの差:金利で−1,500。ボーナスが出ない・減る前提が崩れると支払えなくなります。2回払いは手数料が付くことがあります。

後払い決済(0〜500円)

商品を受け取ってから払う仕組み。コンビニ払込票やアプリで支払う。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

分割払いとの差:金利で−1,000。払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

リボ払い(年12.0〜18.0%)

毎月の支払額を一定にする方式。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

分割払いとの差:金利で+3.0ポイント。残高が減りにくく、手数料の総額が大きくなりやすい。

リボ専用カード(年12.0〜18.0%)

支払方法がリボ払いに固定されたカード。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

分割払いとの差:金利で+3.0ポイント。年会費無料の代わりに手数料が発生する。

分割払いの数字は、どこから来ているか

このページに出している数字は、79項目を8分類に整理したデータベースから引いています。分割払いだけを個別に調べて書いたものではなく、全79項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
分割払いの金利 公表値や一般に知られている水準の目安 各社の公式サイトと契約書面で、適用される条件を確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 法令の要件は金融庁・日本貸金業協会の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

分割払いにするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

返す原資と時期がはっきりしているか

上限金利は年15.0%です。短期で返せば利息は小さく収まりますが、期間が延びるほど総額は増えます。

「いいえ」なら:返済の目処が立たないなら、借りるのではなく相談する場面です。法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)が窓口です。

毎月ではなく総額で比べたか

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。毎月の負担だけで選ぶと、支払う総額は増えます。

「いいえ」なら:各社のシミュレーションで返済総額と返済回数を出して、比べ直してください。同じ条件を入れて並べるのが確実です。

上限の条件で計算したか

表示は年12.0〜15.0%という幅です。初回の契約では上限に近い条件が適用されることが多いところです。

「いいえ」なら:上限で計算して返せないなら、借入額を下げるか、別の手段を検討してください。下限で計算した見通しは、たいてい外れます。

分割払いについて、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを5件足しました。

分割払いとはどういうものですか?

回数を決めて分けて支払う方式。金利の目安は年12.0〜15.0%です。

2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

分割払いで気をつけることは何ですか?

先に押さえておきたいのは次の点です。2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

回数を決めて分けて支払う方式。判断するときは、①総額でいくら払うか、②いつまでに終わるか、③途中で条件が変わらないか、の3点を確認してください。毎月の負担額だけを見ると、期間が延びた分の利息が見えません。

分割払いを選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。分割払いの金利は年12.0〜15.0%です。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限金利 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

回数を決めて分けて支払う方式。2回払いまでは手数料がかからないことが多い。

分割払いについて正しい情報はどこで確認できますか?

広告ではなく、一次情報にあたってください。分割払いに関係するのは次の窓口です。

確認したいこと 公的な窓口
法令・制度(総量規制、上限金利) 金融庁、日本貸金業協会
自分の借入と返済の記録 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(本人開示)
契約や取り立てのトラブル 消費生活センター(188)
返済が続けられないとき 法テラス(収入条件を満たせば無料相談)

各社の条件は公式サイトと契約書面が一次情報です。比較サイトの表示は更新が遅れることがあるため、申し込む前に必ず公式で確認してください。

分割払いを早く終わらせる方法はありますか?

あります。もっとも効くのは繰上返済(一括または一部)です。手数料は残高に対してかかるため、残高を減らせばその分だけ手数料も減ります。

  • まとまった資金ができたら一括で返す
  • 毎月の支払額(コース)を引き上げる。多くのカードで変更できる
  • 返済中は新たに使わない。カードを持ち歩かないのが確実
  • より金利の低い方法へ切り替える。分割払いの年12.0〜15.0%より低い手段があるかを確認する

手数料の負担が大きく、自力で終わりが見えない場合は、法テラスや消費生活センター(188)に相談してください。

分割払いで出てきた言葉の中身

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

利息制限法

金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。

上限を超える利息は無効です。過去に払いすぎていた場合、返還を請求できることがあります。

債務整理

返済が難しくなったときに法的な手続きで負担を減らすこと。任意整理・個人再生・自己破産がある。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

信用情報

個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。

記録は5年程度残ります。消えたと思い込んで申し込むと、記録が増えるだけです。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。