後払い決済の条件と手続き|申込から利用までの流れ

執筆者:

カテゴリ:

後払い決済の条件と手続きの流れを整理しました。申し込む前に確認しておきたい点をまとめています。

後払い決済の基本情報

分類 支払い方法
手数料 0〜500円
審査 審査あり
関係する制度 割賦販売法
月間検索数 約18,100回

手続きの流れ

  1. 条件を確認する年齢・収入・信用情報の条件を満たしているかを確認します。
  2. 必要書類をそろえる本人確認書類が必要です。借入額によっては収入証明書も求められます。
  3. 申し込むWeb申込に対応しているものが増えています。入力内容に誤りがあると審査が長引きます。
  4. 審査を受ける信用情報の照会と在籍確認が行われます。
  5. 契約して利用を開始する契約書面の金利・返済期間・手数料を必ず確認してから同意してください。

関係する制度

後払い決済に関係するのは割賦販売法です。制度の詳細は所管の官庁や各社の案内で確認してください。

つまずきやすいところ

複数社に同時に申し込む

短期間に複数の申込をすると、その記録が信用情報に残ります。審査に不利に働くことがあるため、1社ずつ結果を見てから進めるほうが確実です。

返済額だけを見て契約する

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。必ず総額で比べてください。

返済が遅れたときに連絡しない

遅れそうなときは事前に連絡すれば対応してもらえることがあります。放置すると信用情報に記録され、5年程度は新たな契約が難しくなります。

確認しておきたいこと

  • リボ払いは残高が減りにくい
  • 手数料の年率は12〜18%が中心
  • 一括に変更できるかを確認する
  • 毎月の請求額に手数料がいくら含まれるかを見る

関係する法律

手数料の表示方法は割賦販売法で定められています。契約前に実質年率を確認してください。

どれくらい調べられているか

後払い決済は月におよそ18,100回検索されています。本サイトで検索数を計測した64項目のなかで24番目です。

広告のクリック単価は5.4ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

支払い方法のなかでの位置づけ

支払い方法に分類される4項目を金利の順に並べると、後払い決済は1番目です。この分類の中央値は年12.0〜18.0%で、後払い決済はそれより低い側にあります。

もっとも金利が低いのは後払い決済(0〜500円)、高いのはリボ専用カード(年12.0〜18.0%)です。上下で約3.6倍の開きがあります。

注意点

払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

よくある誤解

「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い

貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。

「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない

月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

条件によって変わるところ

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

確認・相談できるところ

後払い決済について判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

よくある質問

後払い決済の金利はどれくらいですか?

0〜500円が目安です。払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

支払い方法のなかでは金利は高いほうですか?

支払い方法の4項目を金利順に並べると後払い決済は1番目です。もっとも低いのは後払い決済(0〜500円)、高いのはリボ専用カード(年12.0〜18.0%)です。

後払い決済はどんなときに向いていますか?

条件を比べて選びたい場合に向いています。商品を受け取ってから払う仕組み。コンビニ払込票やアプリで支払う。

この項目のまとめ

  • 金利の目安は0〜500円
  • 審査は審査あり
  • 月間検索数は約18,100回

払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

支払い方法の関連項目

後払い決済について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、後払い決済に関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。

後払い決済で気をつけることは何ですか?

払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

商品を受け取ってから払う仕組み。コンビニ払込票やアプリで支払う。判断するときは、①総額でいくら払うか、②いつまでに終わるか、③途中で条件が変わらないか、の3点を確認してください。毎月の負担額だけを見ると、期間が延びた分の利息が見えません。

後払い決済について正しい情報はどこで確認できますか?

広告ではなく、一次情報にあたってください。後払い決済に関係するのは次の窓口です。

確認したいこと 公的な窓口
法令・制度(総量規制、上限金利) 金融庁、日本貸金業協会
自分の借入と返済の記録 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(本人開示)
契約や取り立てのトラブル 消費生活センター(188)
返済が続けられないとき 法テラス(収入条件を満たせば無料相談)

各社の条件は公式サイトと契約書面が一次情報です。比較サイトの表示は更新が遅れることがあるため、申し込む前に必ず公式で確認してください。

後払い決済はなぜ危ないと言われるのですか?

払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。毎月の支払額が一定なので、いくら使っても支払いが変わらないように見えます。残高が見えにくいことが問題です。

危険が現れるのは、①支払額のうち手数料の割合が大きく元金が減らない、②追加で使うと残高が積み上がる、③支払いが終わる時期が分からない、という3点です。利用明細で「残高」と「完済予定」を必ず確認してください。

後払い決済を選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限の費用 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

商品を受け取ってから払う仕組み。コンビニ払込票やアプリで支払う。払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

後払い決済で失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 自分の信用情報を開示して確認する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

月間検索数(関心の大きさ)で見た後払い決済の位置

どれだけ調べられているかで並べます。月間検索数(関心の大きさ)が分かっている64項目を小さい順に並べると、後払い決済(約18,100回/月)は下から40番目、全体の61%の位置にあります。中央値は約8,100回、いちばん小さいものが約390回、いちばん大きいものが約301,000回です。

水準 月間検索数(関心の大きさ) 該当
もっとも小さい 約390回 国際ブランド
下から4分の1 約4,400回
中央値 約8,100回
後払い決済 約18,100回 全体の61%の位置
上から4分の1 約27,100回
もっとも大きい 約301,000回 クレジットカード

中間の帯に入ります。この帯は中間の帯です。金利と手続きの早さのつり合いを取った条件になっています。

月間検索数(関心の大きさ)がすぐ隣にあるのは任意整理(約18,100回/月)と闇金(約18,100回/月)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

後払い決済を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
注意点 払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。
残高と完済予定 利用明細で「残高」と「いつ終わるか」を確認してください。毎月の支払額だけを見ていると終わりが見えません。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
繰上返済 残高を減らせば手数料も減ります。まとまった資金ができたら優先して返してください。
総額でいくら払うか 費用は0〜500円です。

つまずきやすいところと、その避け方

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

注意点を読み飛ばす

払込票の発行手数料がかかることがあります。延滞すると遅延損害金と利用停止になります。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

返済中に追加で使う

残高が積み上がり、支払っても元金が減らない状態になります。毎月の支払額が一定なので、増えたことに気づきにくいところです。

避け方:返済が終わるまでカードを持ち歩かないでください。

このページに出てくる用語

用語 意味
在籍確認 申込者が申告した勤務先で働いているかを確認する手続き。書類提出で代替できる場合がある。
法テラス 国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。
債務整理 返済が難しくなったときに法的な手続きで負担を減らすこと。任意整理・個人再生・自己破産がある。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。