キャッシング枠の条件と手続き|申込から利用までの流れ

執筆者:

カテゴリ:

キャッシング枠の条件と手続きの流れを整理しました。申し込む前に確認しておきたい点をまとめています。

キャッシング枠の基本情報

分類 カード
金利 年15.0〜18.0%
審査 審査あり
関係する制度 総量規制の対象

手続きの流れ

  1. 条件を確認する年齢・収入・信用情報の条件を満たしているかを確認します。
  2. 必要書類をそろえる本人確認書類が必要です。借入額によっては収入証明書も求められます。
  3. 申し込むWeb申込に対応しているものが増えています。入力内容に誤りがあると審査が長引きます。
  4. 審査を受ける信用情報の照会と在籍確認が行われます。
  5. 契約して利用を開始する契約書面の金利・返済期間・手数料を必ず確認してから同意してください。

関係する制度

キャッシング枠に関係するのは総量規制の対象です。貸金業者からの借入は年収の3分の1までに制限されています。銀行のカードローンや住宅ローン・自動車ローンはこの制限の対象外です。

つまずきやすいところ

複数社に同時に申し込む

短期間に複数の申込をすると、その記録が信用情報に残ります。審査に不利に働くことがあるため、1社ずつ結果を見てから進めるほうが確実です。

返済額だけを見て契約する

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。必ず総額で比べてください。

返済が遅れたときに連絡しない

遅れそうなときは事前に連絡すれば対応してもらえることがあります。放置すると信用情報に記録され、5年程度は新たな契約が難しくなります。

確認しておきたいこと

  • 年会費と還元率を合わせて考える
  • 付帯保険が自動付帯か利用付帯かを確認する
  • 審査なしで持てるのはデビット・プリペイド
  • 家族カードの利用分は本会員に請求される

関係する法律

クレジットカードの発行には割賦販売法にもとづく支払可能見込額の調査が必要です。

カードのなかでの位置づけ

カードに分類される11項目を金利の順に並べると、キャッシング枠は6番目です。この分類の中央値は年15.0〜18.0%で、キャッシング枠はそれより同じ水準にあります。

もっとも金利が低いのはプリペイドカード(0〜500円)、高いのはプラチナカード(20,000〜150,000円)です。上下で約300.0倍の開きがあります。

注意点

ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

よくある誤解

「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い

貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。

「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない

月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

条件によって変わるところ

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

確認・相談できるところ

キャッシング枠について判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

よくある質問

キャッシング枠の金利はどれくらいですか?

年15.0〜18.0%が目安です。ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

カードのなかでは金利は高いほうですか?

カードの11項目を金利順に並べるとキャッシング枠は6番目です。もっとも低いのはプリペイドカード(0〜500円)、高いのはプラチナカード(20,000〜150,000円)です。

キャッシング枠はどんなときに向いていますか?

条件を比べて選びたい場合に向いています。クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。

この項目のまとめ

  • 金利の目安は年15.0〜18.0%
  • 審査は審査あり

ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

カードの関連項目

キャッシング枠について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、キャッシング枠に関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。

キャッシング枠で気をつけることは何ですか?

ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。判断するときは、①年会費と特典のつり合い、②支払い方法の初期設定がリボになっていないか、③キャッシング枠が必要か、の3点を確認してください。

キャッシング枠について正しい情報はどこで確認できますか?

広告ではなく、一次情報にあたってください。キャッシング枠に関係するのは次の窓口です。

確認したいこと 公的な窓口
法令・制度(総量規制、上限金利) 金融庁、日本貸金業協会
自分の借入と返済の記録 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(本人開示)
契約や取り立てのトラブル 消費生活センター(188)
返済が続けられないとき 法テラス(収入条件を満たせば無料相談)

各社の条件は公式サイトと契約書面が一次情報です。比較サイトの表示は更新が遅れることがあるため、申し込む前に必ず公式で確認してください。

キャッシング枠の審査はどんな点を見られますか?

キャッシング枠は審査ありです。見られるのは、①信用情報に延滞や債務整理の記録がないか、②安定した収入があるか、③他社のカードやローンの利用状況、の3点です。

カードは総量規制の対象外ですが(ショッピング枠)、キャッシング枠は貸金業法の対象です。キャッシング枠を希望しなければ審査が通りやすくなる場合があります。申込時に0円と指定できます。

キャッシング枠を選ぶときはどの数字を見ればいいですか?

見るべき数字は3つです。キャッシング枠の金利は年15.0〜18.0%です。

見る数字 なぜ見るのか 確認する場所
上限金利 実際に適用されるのは審査結果による。下限では計算しない 公式サイトの表示と契約書面
返済総額(費用総額) 毎月の負担が軽いほうを選ぶと、支払う総額は大きくなる 各社のシミュレーション
いつ終わるか 期間が延びるほど利息は増える。終わりが見えない状態を作らない 返済回数・完済予定日

クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

キャッシング枠で失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 年収の3分の1という上限を計算する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

下限金利で見たキャッシング枠の位置

もっとも条件がよかった場合の金利で並べます。下限金利が分かっている26項目を小さい順に並べると、キャッシング枠(年15.0%)は下から23番目、全体の85%の位置にあります。中央値は年3.0%、いちばん小さいものが年0.3%、いちばん大きいものが年365.0%です。

水準 下限金利 該当
もっとも小さい 年0.3% 住宅ローン
下から4分の1 年1.5%
中央値 年3.0%
上から4分の1 年12.0%
キャッシング枠 年15.0% 全体の85%の位置
もっとも大きい 年365.0% 闇金

上位4分の1に入ります。この帯は金利が高い帯です。手続きが早いぶん、借入額が小さいほど上限金利が適用されやすくなります。

下限金利がすぐ隣にあるのは利息制限法(年15.0%)と質屋(年18.0%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

キャッシング枠を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
注意点 ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。
年会費と特典のつり合い 年会費1,500〜1,800円を12で割った額が毎月の固定費です。付帯サービスをその分使うかで判断してください。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
キャッシング枠 キャッシング枠は貸金業法の対象です。不要なら申込時に0円と指定できます。審査にも通りやすくなります。
支払い方法の初期設定 リボ払いが初期設定になっているカードがあります。申込後に必ず確認してください。

つまずきやすいところと、その避け方

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

使っていないカードを放置する

年会費がかかり続けるほか、紛失や不正利用に気づきにくくなります。

避け方:使っていないものは解約してください。長く使っている1枚は利用実績として残します。

注意点を読み飛ばす

ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

このページに出てくる用語

用語 意味
信用情報 個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。
法テラス 国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。
債務整理 返済が難しくなったときに法的な手続きで負担を減らすこと。任意整理・個人再生・自己破産がある。

カードの17項目を1枚の表で見る

キャッシング枠を含むカードの全17項目を、金利・費用・審査・関係する制度・向く場合で並べました。金利の小さい順です。横並びにすると、キャッシング枠がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

金利・費用 審査 関係する制度 向く場合
年会費無料クレジットカード 審査あり 条件を比べて選びたい場合
ポイント還元率 条件を比べて選びたい場合
マイル 条件を比べて選びたい場合
ナンバーレスカード 審査あり 条件を比べて選びたい場合
タッチ決済 条件を比べて選びたい場合
国際ブランド 条件を比べて選びたい場合
プリペイドカード 0〜500円 審査なし 条件を比べて選びたい場合
ETCカード 0〜1,100円 審査あり 条件を比べて選びたい場合
デビットカード 0〜1,100円 審査なし 条件を比べて選びたい場合
ショッピング枠 年0.0〜15.0% 審査あり 割賦販売法 条件を比べて選びたい場合
クレジットカード 0〜1,650円 審査あり 条件を比べて選びたい場合
キャッシング枠 年15.0〜18.0% 審査あり 総量規制の対象 条件を比べて選びたい場合
家族カード 0〜10,000円 本会員審査 条件を比べて選びたい場合
ゴールドカード 2,000〜30,000円 審査あり 条件を比べて選びたい場合
海外旅行保険付きカード 0〜30,000円 審査あり 条件を比べて選びたい場合
法人カード 0〜36,300円 審査あり 条件を比べて選びたい場合
プラチナカード 20,000〜150,000円 招待制あり 条件を比べて選びたい場合

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。キャッシング枠の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見たキャッシング枠の位置

金利が分かっている27項目を並べて、キャッシング枠がどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
キャッシング枠の金利 年18.0% 比べる基準になる数字
全体の平均 年83.8% 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 年15.0% 実感に近いのはこちら
下から4分の1 年9.0% これ以下なら軽い部類
上から4分の1 年18.0% これ以上なら重い部類
上位1割の入口 年20.0% ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 年342.0% 平均からどれだけ離れるのが普通か

キャッシング枠は下から24番目(全体の63%)です。平均との差は年65.8%で、散らばり1つ分を下回っています(-0.19)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均年83.8%に対して中央値年15.0%で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

キャッシング枠と水準が近い項目

分類をまたいで、金利がキャッシング枠(年15.0〜18.0%)に近い項目を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

項目 分類 金利 特徴
カードローン 借りる 年1.5〜18.0% 使い道が自由な個人向け無担保ローン。
消費者金融 借りる 年3.0〜18.0% 貸金業者が扱う個人向け融資。即日融資に対応する社が多い。
即日融資 借りる 年3.0〜18.0% 申込当日に借入できる商品。
ビジネスローン 借りる 年3.0〜18.0% 事業資金に使うローン。
リボ払い 支払い方法 年12.0〜18.0% 毎月の支払額を一定にする方式。
リボ専用カード 支払い方法 年12.0〜18.0% 支払方法がリボ払いに固定されたカード。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。カードローンとキャッシング枠は数字の上では近くても、借りるとカードでは前提が違います。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

キャッシング枠より軽いもの・重いもの

キャッシング枠を真ん中に置いて、金利が前後にある項目を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

キャッシング枠より軽い5項目

項目 分類 金利 キャッシング枠との差
リボ専用カード 支払い方法 年12.0〜18.0% 同じ
リボ払い 支払い方法 年12.0〜18.0% 同じ
ビジネスローン 借りる 年3.0〜18.0% 同じ
即日融資 借りる 年3.0〜18.0% 同じ
消費者金融 借りる 年3.0〜18.0% 同じ

キャッシング枠より重い3項目

項目 分類 金利 キャッシング枠との差
遅延損害金 返済 年14.6〜20.0% +2.0ポイント
質屋 借りる 年18.0〜109.5% +91.5ポイント
闇金 返済が苦しい 年365.0〜1825.0% +1807.0ポイント

ひとつ隣に動かすと、金利は下側で同じ、上側で+2.0ポイント動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、カードの位置

このサイトで扱っている6分類を、金利の中央値で並べました。キャッシング枠が属するカードは4番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 項目数 いちばん低い 中央 いちばん高い
返済が苦しい 2 年1.5% 年1825.0% 年1825.0%
返済 1 年20.0% 年20.0% 年20.0%
支払い方法 3 年15.0% 年18.0% 年18.0%
カード 2 年15.0% 年18.0% 年18.0%
借りる 17 年2.0% 年15.0% 年109.5%
まとめる 2 年15.0% 年15.0% 年15.0%

分類ごとに水準が違うのは、借りるのか、まとめるのか、支払い方を選ぶのか、返せなくなったあとの手続きなのかで、そもそも性質が違うためです。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

キャッシング枠のデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

金利:年15.0〜18.0%

表示は幅です。実際に何%になるかは審査結果で決まります。初回の契約では上限に近い金利が適用されることが多いので、上限の年18.0%で計算して、それでも返せるかで判断してください。

審査:審査あり

信用情報の照会があります。短期間に複数へ申し込むと、申込の記録が6ヶ月残り、かえって通りにくくなります。1社ずつ結果を見てから進めてください。

関係する制度:総量規制の対象

他社分を含めて年収の3分の1が上限です。年収300万円なら100万円までです。

向いている場合:条件を比べて選びたい場合

当てはまらないのに選ぶと、条件の悪いほうを選んだことになります。

注意点:ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

ここが実際にいちばん問題になる部分です。契約書面で該当する条項を確認してください。

カードのほかの項目を短く見る

キャッシング枠と同じカードにある項目を、金利の順にひとつずつ。キャッシング枠が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

年会費無料クレジットカード(無料)

年会費がかからないカード。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,800。条件付き無料(年1回利用など)の場合がある。

ポイント還元率(—)

利用額に対して戻るポイントの割合。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,800。0.5%が標準、1.0%以上で高還元とされる。

マイル(—)

航空会社のポイント。特典航空券に交換できる。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,800。有効期限があるカードと無期限のカードがある。

ナンバーレスカード(無料)

カード券面に番号を印字しないカード。番号はアプリで確認する。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,800。アプリが使えない状況では番号を確認できません。スマホの紛失に備えてください。

タッチ決済(—)

端末にかざすだけで支払える方式。少額なら暗証番号もサインも不要。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,800。拾われた場合、少額決済に使われるおそれがあります。紛失時はすぐに利用停止を。

国際ブランド(—)

Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners の5つが主要。使える店の範囲が変わる。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,800。海外では JCB が使えない店があります。2枚目は別ブランドにしておくと確実です。

プリペイドカード(0〜500円)

あらかじめ入金した範囲で使えるカード。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−1,300。使いすぎを防ぎたい場合に向く。

ETCカード(0〜1,100円)

高速道路の料金を後払いする専用カード。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−700。クレジットカードに付帯して発行するのが一般的。

デビットカード(0〜1,100円)

口座から即時に引き落とされるカード。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−700。審査がないため15歳や16歳から作れる。

ショッピング枠(年0.0〜15.0%)

買い物に使える枠。一括払いなら手数料はかからない。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−3.0ポイント。現金化をうたう業者を使うと規約違反になり、カードが止まります。違法な業者が関わることもあります。

クレジットカード(0〜1,650円)

後払いで決済できるカード。付帯サービスが幅広い。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で−150。年会費無料でも還元率が高いカードがある。

家族カード(0〜10,000円)

本会員の信用で家族に発行するカード。向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。

キャッシング枠との差:金利で+8,200。利用分は本会員に請求される。

このページの数字の出どころと、確かめ方

このページに出している数字は、76項目を8分類に整理したデータベースから引いています。キャッシング枠だけを個別に調べて書いたものではなく、全76項目を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
キャッシング枠の金利 公表値や一般に知られている水準の目安 各社の公式サイトと契約書面で、適用される条件を確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の項目 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各項目の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 法令の要件は金融庁・日本貸金業協会の公表内容が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

キャッシング枠にするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

返す原資と時期がはっきりしているか

上限金利は年18.0%です。短期で返せば利息は小さく収まりますが、期間が延びるほど総額は増えます。

「いいえ」なら:返済の目処が立たないなら、借りるのではなく相談する場面です。法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)が窓口です。

毎月ではなく総額で比べたか

毎月の返済額が小さいほど、返済期間は長く、支払う利息の総額は大きくなります。毎月の負担だけで選ぶと、支払う総額は増えます。

「いいえ」なら:各社のシミュレーションで返済総額と返済回数を出して、比べ直してください。同じ条件を入れて並べるのが確実です。

上限の条件で計算したか

表示は年15.0〜18.0%という幅です。初回の契約では上限に近い条件が適用されることが多いところです。

「いいえ」なら:上限で計算して返せないなら、借入額を下げるか、別の手段を検討してください。下限で計算した見通しは、たいてい外れます。

キャッシング枠について、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを5件足しました。

キャッシング枠とはどういうものですか?

クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。金利の目安は年15.0〜18.0%です。

関係する制度は総量規制の対象です。審査あり。ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

キャッシング枠とクレジットカードはどう違いますか?

同じ「カード」に分類される2つを並べます。

キャッシング枠 クレジットカード
金利 年15.0〜18.0% 0〜1,650円
審査 審査あり 審査あり
関係する制度 総量規制の対象
特徴 クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。 後払いで決済できるカード。付帯サービスが幅広い。
注意点 ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。 年会費無料でも還元率が高いカードがある。

条件を比べて選びたい場合という場合はキャッシング枠、そうでなければクレジットカードという分け方になります。

キャッシング枠の年会費はいくらですか?

キャッシング枠の年会費の目安は1,500〜1,800円です。クレジットカードで現金を借りられる枠。ATMから引き出せる。

年会費がかかるカードを判断するときは、年会費 ÷ 12 が毎月の固定費だと考えてください。付帯サービス(保険・ラウンジ・ポイント優遇)をその金額分だけ使うかどうかが分かれ目です。ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

キャッシング枠は何枚まで持っていいですか?

枚数の制限はありません。ただし持ちすぎると、①年会費の合計が膨らむ、②利用明細の管理が煩雑になる、③新たな審査で不利になることがある、という問題が出ます。

目安として、メイン1枚+サブ1枚(別の国際ブランド)+用途別1枚の計3枚までに収める形が管理しやすいところです。使っていないカードは解約してください。解約しても信用情報に不利な記録は残りません。

キャッシング枠を解約するとどうなりますか?

解約そのものが信用情報の不利になることはありません。ただし次の点は確認してください。

  • 貯まっているポイントは失効することが多い。使い切ってから解約する
  • 公共料金やサブスクの支払いに指定していないか。先に変更する
  • 分割・リボの残高があると解約できないことがある
  • 長く使っているカードは利用実績(クレジットヒストリー)になるため、1枚は残しておく

ショッピング枠とは別の枠です。貸金業法の対象なので、年収の3分の1の制限がかかります。

このページの用語を、もう一歩詳しく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

在籍確認

申込者が申告した勤務先で働いているかを確認する手続き。書類提出で代替できる場合がある。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

キャッシング枠

クレジットカードで現金を借りられる枠。貸金業法の対象で、総量規制がかかる。

お金を借りることに関わる言葉は、法律上の定義と日常の使い方がずれていることがあります。契約書面の言葉で確認してください。

総量規制

貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する仕組み。銀行のローンや住宅ローン・自動車ローンは対象外。

対象か対象外かで、借りられる上限がまったく変わります。銀行か貸金業者かで分かれます。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。