利息制限法と、同じ場面で検討される選択肢の違いを整理しました。
利息制限法の基本情報
| 分類 | 制度 |
|---|---|
| 上限金利 | 年15.0〜20.0% |
| 審査 | — |
| 関係する制度 | 法律 |
似た選択肢と比べる
| 項目 | 金利・費用 | 審査 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 利息制限法 | 年15.0〜20.0% | — | 借入額に応じて上限金利を定めた法律。 |
| 総量規制 | 無料 | — | 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する規定。 |
選ぶときの判断軸
1. いつまでに必要か
急ぐほど選べる先は限られ、金利は高くなる傾向があります。時間に余裕があるなら、金利の低い選択肢を検討できます。
2. いくら借りるか
借入額が大きいほど上限金利は下がります。利息制限法では10万円未満が年20%、100万円以上が年15%を上限としています。
3. 返済の見通しが立つか
返済の目処が立たない状態で借りると状況は悪化します。すでに返済が苦しい場合は、借りるのではなく専門家に相談する段階です。
相談できる窓口
| 相談先 | 相談できること |
|---|---|
| 法テラス | 借金や債務整理の法律相談。収入条件を満たせば無料 |
| 消費生活センター(188) | 契約トラブル、違法な取り立てに関する相談 |
| 日本貸金業協会 | 貸金業者に関する相談・苦情の窓口 |
| 各社のコールセンター | 返済が遅れそうなときの相談。早めの連絡が有効 |
注意点
10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
よくある誤解
「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い
貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。
「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない
月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。
「ブラックリスト」という名簿は存在しない
実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。
条件によって変わるところ
銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。
確認・相談できるところ
利息制限法について判断に迷う場合、次のところで確認できます。
| 窓口 | 確認できること |
|---|---|
| 法テラス | 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料 |
| 消費生活センター(188) | 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談 |
| 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター | 貸金業者に関する相談と苦情 |
| 各社のコールセンター | 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い |
よくある質問
利息制限法の金利はどれくらいですか?
年15.0〜20.0%が目安です。10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
利息制限法はどんなときに向いていますか?
条件を比べて選びたい場合に向いています。借入額に応じて上限金利を定めた法律。
この項目のまとめ
- 金利の目安は年15.0〜20.0%
- 審査は—
10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
制度の関連項目
- 総量規制(無料)
利息制限法について実際によく調べられていること
検索されている質問のうち、利息制限法に関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。
利息制限法と総量規制はどう違いますか?
同じ「制度」に分類される2つを並べます。
| 利息制限法 | 総量規制 | |
|---|---|---|
| 上限金利 | 年15.0〜20.0% | — |
| 審査 | — | — |
| 関係する制度 | 法律 | 貸金業法 |
| 特徴 | 借入額に応じて上限金利を定めた法律。 | 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する規定。 |
| 注意点 | 10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。 | 銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。 |
条件を比べて選びたい場合という場合は利息制限法、そうでなければ総量規制という分け方になります。
利息制限法で失敗しないための順番を教えてください。
先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。
| 順 | すること | 飛ばすとどうなるか |
|---|---|---|
| 1 | いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする | 必要以上に借りて、返済期間が延びる |
| 2 | 自分の信用情報を開示して確認する | 通らない申込を重ね、記録だけが残る |
| 3 | 上限の条件で返済総額を試算する | 下限で計算していて、実際の負担に驚く |
| 4 | 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む | 遅れたときの負担を知らないまま契約する |
10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
利息制限法を知らないとどうなりますか?
上限を超える金利の契約に気づかないまま払い続けることになります。超えた部分は無効で、過払い金として返還請求できる場合があります。
借入額に応じて上限金利を定めた法律。制度は改正されることがあります。最新の内容は金融庁や日本貸金業協会の公表内容で確認してください。
利息制限法はどんな決まりですか?
借入額に応じて上限金利を定めた法律。10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
上限を超える利息の契約は、超えた部分が無効になります。過去に上限を超えて払っていた分は過払い金として返還請求できる場合があります。
利息制限法の対象になるのはどこまでですか?
借入額に応じて上限が決まります。
| 借入額 | 上限金利 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年20.0% |
| 10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
| 100万円以上 | 年15.0% |
10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
下限金利で見た利息制限法の位置
もっとも条件がよかった場合の金利で並べます。下限金利が分かっている16項目を小さい順に並べると、利息制限法(年15.0%)は下から16番目、全体の94%の位置にあります。中央値は年3.0%、いちばん小さいものが年0.3%、いちばん大きいものが年15.0%です。
| 水準 | 下限金利 | 該当 |
|---|---|---|
| もっとも小さい | 年0.3% | 住宅ローン |
| 下から4分の1 | 年1.4% | — |
| 中央値 | 年3.0% | — |
| 上から4分の1 | 年12.0% | — |
| 利息制限法 | 年15.0% | 全体の94%の位置 |
| もっとも大きい | 年15.0% | 利息制限法 |
上位4分の1に入ります。この帯は金利が高い帯です。手続きが早いぶん、借入額が小さいほど上限金利が適用されやすくなります。
下限金利がすぐ隣にあるのはリボ専用カード(年12.0%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。
利息制限法を決める前に確認すること
あとから「聞いていない」となりやすい点を4つ並べました。上から順に確認してください。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 関係する制度 | 利息制限法は法律です。 |
| 注意点 | 10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。 |
| 相談先を知っておく | 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。 |
| 総額でいくら払うか | 上限金利は年20.0%です。毎月の返済額ではなく、返済総額で比べてください。 |
つまずきやすいところと、その避け方
注意点を読み飛ばす
10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。
避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。
相談先を知らないまま抱え込む
返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。
避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。
このページに出てくる用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 信用情報 | 個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。 |
| 総量規制 | 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する仕組み。銀行のローンや住宅ローン・自動車ローンは対象外。 |
| 利息制限法 | 金利の上限を定めた法律。10万円未満は年20%、10万〜100万円未満は年18%、100万円以上は年15%が上限。 |
※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。