総量規制と似た選択肢の違い|どれを選ぶべきか

執筆者:

カテゴリ:

総量規制と、同じ場面で検討される選択肢の違いを整理しました。

総量規制の基本情報

分類 制度
無料
審査
関係する制度 貸金業法
月間検索数 約4,400回

似た選択肢と比べる

項目 金利・費用 審査 特徴
総量規制 無料 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する規定。
利息制限法 年15.0〜20.0% 借入額に応じて上限金利を定めた法律。

選ぶときの判断軸

1. いつまでに必要か

急ぐほど選べる先は限られ、金利は高くなる傾向があります。時間に余裕があるなら、金利の低い選択肢を検討できます。

2. いくら借りるか

借入額が大きいほど上限金利は下がります。利息制限法では10万円未満が年20%、100万円以上が年15%を上限としています。

3. 返済の見通しが立つか

返済の目処が立たない状態で借りると状況は悪化します。すでに返済が苦しい場合は、借りるのではなく専門家に相談する段階です。

どれくらい調べられているか

総量規制は月におよそ4,400回検索されています。本サイトで検索数を計測した37項目のなかで33番目です。

広告のクリック単価は9.53ドル前後です。単価が高いほど、その分野で費用をかけて集客している事業者が多いことを意味します。

検索数が多いほど関心が高い一方、情報も多く出回っています。数字は判断材料のひとつとして見てください。

関心の大きさが近い項目

総量規制と検索されている回数が近い項目を、ほかの分類から拾いました。関心の大きさが同じくらいのものを並べると、全体のなかでの位置がつかめます。

項目 分類 月間検索数 金利
ビジネスローン 借りる 3,600 年3.0〜18.0%
過払い金 返済が苦しい 5,400 無料
借換えローン まとめる 6,600 年1.5〜15.0%
信用情報 審査 6,600 0〜1,000円

相談できる窓口

相談先 相談できること
法テラス 借金や債務整理の法律相談。収入条件を満たせば無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立てに関する相談
日本貸金業協会 貸金業者に関する相談・苦情の窓口
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの相談。早めの連絡が有効

注意点

銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

よくある誤解

「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い

貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。

「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない

月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。

「ブラックリスト」という名簿は存在しない

実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。

条件によって変わるところ

銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。

確認・相談できるところ

総量規制について判断に迷う場合、次のところで確認できます。

窓口 確認できること
法テラス 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料
消費生活センター(188) 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 貸金業者に関する相談と苦情
各社のコールセンター 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い

よくある質問

総量規制の金利はどれくらいですか?

無料が目安です。銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

総量規制はどんなときに向いていますか?

条件を比べて選びたい場合に向いています。貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する規定。

この項目のまとめ

  • 金利の目安は無料
  • 審査は
  • 月間検索数は約4,400回

銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

制度の関連項目

総量規制について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、総量規制に関係するものを5件取り上げて、このページのデータで答えます。

総量規制と利息制限法はどう違いますか?

同じ「制度」に分類される2つを並べます。

総量規制 利息制限法
費用 年15.0〜20.0%
審査
関係する制度 貸金業法 法律
特徴 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する規定。 借入額に応じて上限金利を定めた法律。
注意点 銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。 10万円未満は年20%、100万円以上は年15%が上限。

条件を比べて選びたい場合という場合は総量規制、そうでなければ利息制限法という分け方になります。

総量規制で失敗しないための順番を教えてください。

先にやるべきことを飛ばすと、あとで取り返しがつかなくなります。順番は次のとおりです。

すること 飛ばすとどうなるか
1 いくら必要で、いつまでに返せるかを数字にする 必要以上に借りて、返済期間が延びる
2 自分の信用情報を開示して確認する 通らない申込を重ね、記録だけが残る
3 上限の条件で返済総額を試算する 下限で計算していて、実際の負担に驚く
4 契約書面で遅延損害金と繰上返済の条件を読む 遅れたときの負担を知らないまま契約する

銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

総量規制の対象になるのはどこまでですか?

対象と対象外の分かれ方は次のとおりです。

対象 対象外・例外
消費者金融のカードローン 銀行のカードローン
信販会社のキャッシング 住宅ローン・自動車ローン
クレジットカードのキャッシング枠 クレジットカードのショッピング枠
おまとめローン(借換えを目的とした例外貸付)

銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

総量規制はどれくらい調べられていますか?

総量規制の月間検索数は約4,400回、広告のクリック単価は約9.53ドルです。クリック単価が低めなので、検索結果は比較的、情報を整理した記事が上位に来やすい分野です。

広告が多い分野では、条件のよい部分だけを強調した表示に出会いやすくなります。「無料」「実質0円」といった表示には条件がついていることがあります。条件を満たさない場合にいくらになるかを確認してください。

総量規制はどんな決まりですか?

貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する規定。銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

対象は貸金業者(消費者金融・信販会社)からの借入です。銀行のカードローン、住宅ローン、自動車ローン、おまとめローン(例外貸付)は対象外または例外にあたります。

総量規制を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を4つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
関係する制度 総量規制は貸金業法です。
注意点 銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。
相談先を知っておく 返済が苦しくなったときの相談先は、法テラス(収入条件を満たせば無料)と消費生活センター(188)です。
総額でいくら払うか 費用がかかる場面がないかを確認してください。

つまずきやすいところと、その避け方

注意点を読み飛ばす

銀行や住宅ローン・自動車ローンは対象外。

避け方:契約書面で該当する条項を確認してください。あとから変更できないことがあります。

相談先を知らないまま抱え込む

返済が苦しくなってから調べ始めると、その間にも延滞が進みます。督促が始まってからでは選べる手段が減ります。

避け方:法テラス(収入条件を満たせば無料相談)と消費生活センター(188)を先に控えておいてください。

このページに出てくる用語

用語 意味
信用情報 個人の借入と返済の記録。CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターが管理し、審査で照会される。
法テラス 国が設立した法的トラブルの相談窓口。収入条件を満たせば無料相談と費用の立替が使える。
総量規制 貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する仕組み。銀行のローンや住宅ローン・自動車ローンは対象外。

※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。