消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど、貸金業者からの借入れは年収の3分の1までです(貸金業法の総量規制)。年収800万円なら、上限は2,666,666円です。
年収800万円の上限
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 年収 | 8,000,000円 |
| 貸金業者からの借入れの上限(3分の1) | 2,666,666円 |
| 月あたりの年収 | 666,667円 |
上限のうち、すでに借りている分を引く
上限は貸金業者からの借入れの合計です。すでに借りている分は差し引きます。
| いまの借入れ(貸金業者) | あと借りられる上限 |
|---|---|
| 0円 | 2,666,666円 |
| 100,000円 | 2,566,666円 |
| 300,000円 | 2,366,666円 |
| 500,000円 | 2,166,666円 |
借りた額ごとの月々の返済(年18%・36回の場合)
100万円未満の元本の利息の上限は年18%(10万円未満は20%、100万円以上は15%)なので、上限の金利で計算しています。
| 借りる額 | 上限の年利 | 月々(36回) | 利息の合計 | 月の年収に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 660,000円 | 18% | 23,861円 | 198,996円 | 3.6% |
| 1,330,000円 | 15% | 46,105円 | 329,780円 | 6.9% |
| 1,990,000円 | 15% | 68,984円 | 493,424円 | 10.3% |
| 2,660,000円 | 15% | 92,210円 | 659,560円 | 13.8% |
収入を証明する書類
1社から50万円を超えて借りる場合、または他社と合わせて100万円を超える場合は、源泉徴収票などの収入を証明する書類の提出が求められます。年収800万円の上限2,666,666円まで借りる場合は、これにあたります。
総量規制にかからない借入れ
| 区分 | 例 |
|---|---|
| 対象外(除外) | 住宅ローン、自動車ローン(所有権留保のもの)、高額療養費の貸付けなど |
| 年収の3分の1を超えても借りられる例外 | 借り換えで返済の負担が軽くなるもの(おまとめローンなど)、配偶者と合わせた年収の3分の1までの貸付けなど |
| そもそも貸金業でない | 銀行のカードローン(ただし銀行も返済能力を審査する) |
総量規制(貸金業者から借りる場合)
- 消費者金融・クレジットカードのキャッシングなど貸金業者からの借入れの合計は、年収の3分の1まで(貸金業法第13条の2)
- 1社から50万円を超えて借りる場合、または他社と合わせて100万円を超える場合は、収入を証明する書類の提出が求められる(同法第13条第3項)
- 銀行のカードローンは貸金業法の総量規制の対象外。ただし銀行も年収や返済能力を審査する
自分の数字で計算する
- 借りたい額(元本)を決める
- 年利を確かめる。契約前は上限金利で計算しておくと、あとで下がることはあっても上がらない
- 返済回数を決める
- 月々の返済額 = 元本 × 月利 ÷(1 −(1 + 月利)の −回数 乗)。月利は年利 ÷ 12
- 総支払額 = 月々 × 回数。利息 = 総支払額 − 元本
この記事の表は、上の式で1円未満を四捨五入して計算しています。実際の返済額は、日割りの利息計算・返済日・手数料で少し変わります。契約前に必ず各社の返済シミュレーションと契約書面で確かめてください。
よくある質問
年収800万円で、銀行カードローンも年収の3分の1までですか
銀行のカードローンは貸金業法の総量規制の対象外です。ただし銀行も返済能力を審査し、自主的な基準を設けているところがあります。
年収はいつの額で見られますか
申込みのときに申告する年収です。収入を証明する書類を求められた場合は、源泉徴収票などの額で確かめられます。
クレジットカードのショッピングも入りますか
ショッピングは割賦販売法の対象で、総量規制の借入れには入りません。キャッシングは入ります。
上限の2,666,666円まで借りても大丈夫ですか
上限は「ここまでなら貸してよい」という線で、返せる額とは別です。上の表で月々の返済が月の年収の何%になるかを確かめてください。
数字を書き込んでから比べると、どこで差が出るか先に分かります。
【年収】 8,000,000円 【貸金業者からの借入れの上限】 2,666,666円 【いまの借入れ(会社ごと)】 1社目:[ ]円 2社目:[ ]円 【あと借りられる上限】 [ ]円 【月々の返済の合計】 [ ]円
関連する項目
※ この記事の金額は、記事の中に書いた条件で計算した目安です。実際の金利・返済額・手数料は各社および契約内容によって異なります。必ず各社の公式サイトと契約書面でご確認ください。返済が難しくなりそうなときは、早めに借入先、または法テラス・消費生活センター(188)にご相談ください。