借金2,000万円で個人再生したら返す額はいくら|最低弁済額と月々の目安

掲載データの確認日 2026/09/05

79項目を同じ条件でそろえています

小規模個人再生では、返す額の下限(最低弁済額)が、借金の額に応じて法律で決まっています(民事再生法第231条第2項第4号)。借金2,000万円の場合の最低弁済額は3,000,000円です。

最低弁済額の決まり

借金の額(基準債権) 最低弁済額
100万円未満 全額
100万円以上500万円以下 100万円
500万円を超え1,500万円以下 5分の1
1,500万円を超え3,000万円以下 300万円
3,000万円を超え5,000万円以下 10分の1

借金2,000万円の場合

項目 金額
借金の額 20,000,000円
最低弁済額 3,000,000円
減る額 17,000,000円
36回で返す場合の月々 83,333円
60回で返す場合の月々 50,000円

返す期間は原則3年で、特別の事情があれば5年まで延ばせるとされています。

最低弁済額より多く返すことになる場合

  • 清算価値:持っている財産(預貯金・車・保険の解約返戻金など)を処分したと仮定した額が最低弁済額より大きければ、その額以上を返す
  • 給与所得者等再生では、可処分所得の2年分も比べる
  • 住宅ローンは「住宅資金特別条項」を使えば、家を残して住宅ローンは別に払い続ける形がとれる

手続きの流れ

  1. 弁護士・司法書士に相談
  2. 地方裁判所に申立て
  3. 再生計画案を出す
  4. 債権者の決議(小規模個人再生)・認可
  5. 計画どおりに返済

ほかの手続きと比べる

手続き 月々の目安(借金2,000万円) 家
任意整理(元本のみ60回) 333,333円 残せる
個人再生(最低弁済額・60回) 50,000円 住宅資金特別条項で残せる場合がある
自己破産 免責が認められれば0円 原則として処分

借金の額ごとの最低弁済額

借金の額 最低弁済額 36回の月々 60回の月々
1,000,000円 1,000,000円 27,778円 16,667円
3,000,000円 1,000,000円 27,778円 16,667円
5,000,000円 1,000,000円 27,778円 16,667円
8,000,000円 1,600,000円 44,444円 26,667円
10,000,000円 2,000,000円 55,556円 33,333円
15,000,000円 3,000,000円 83,333円 50,000円
20,000,000円 3,000,000円 83,333円 50,000円
30,000,000円 3,000,000円 83,333円 50,000円
40,000,000円 4,000,000円 111,111円 66,667円
50,000,000円 5,000,000円 138,889円 83,333円

よくある質問

住宅ローンも減りますか

住宅ローンは最低弁済額の計算に入れず、住宅資金特別条項を使って払い続ける形がとれます。

最低弁済額より多く払うことになるのはどんなときですか

持っている財産を処分したと仮定した額(清算価値)が最低弁済額より大きい場合などです。

会社に知られますか

裁判所から勤務先に連絡が行く手続きではありませんが、勤務先からの借入れがある場合などは知られることがあります。

ずっと払えなくなったら

再生計画の変更やハードシップ免責の制度があります。弁護士・司法書士に相談します。

個人再生の相談メモ

数字を書き込んでから比べると、どこで差が出るか先に分かります。

【借金の合計(住宅ローンを除く)】
[ ]円

【住宅ローンの有無】
あり/なし

【持っている財産】
預貯金:[ ]円 / 車:[ ] / 保険の解約返戻金:[ ]円

【毎月の手取り】
[ ]円

関連する項目

※ この記事の金額は、記事の中に書いた条件で計算した目安です。実際の金利・返済額・手数料は各社および契約内容によって異なります。必ず各社の公式サイトと契約書面でご確認ください。返済が難しくなりそうなときは、早めに借入先、または法テラス・消費生活センター(188)にご相談ください。